人気・実力ともに、今もっとも輝いている女優、麻生久美子と
イランの鬼才、アボルファズル・ジャリリによるコラボレーション!
『少年と砂漠のカフェ』『キシュ島の物語』などでカンヌ、ヴェネチア、ロカルノ、ナントといった世界中の映画祭で注目を集めるアボルファズル・ジャリリ待望の監督最新作『ハーフェズ ペルシャの詩』。ヒロインのナバート役を演じるのは、『アイデン&ティティ』『CASSHERN』「時効警察」の麻生久美子。いまや日本映画界に欠かせない女優、麻生久美子が、初の世界進出作品に選んだのが本作である。ジャリリ監督からの5年越しのラブコールに応えるべく、ペルシャ語・アラビア語のセリフを習得して臨む本作は、彼女にとっての代表作になることは間違いない。
主人公・ハーフェズを演じるのは、ジャリリ監督の前作「Abjad」で主役を務めたメヒディ・モラディ。映画出演2作目ながらも、これまでのイラン映画で見たことがないほどの端正な顔立ちと圧倒的な存在感で、神秘的な役どころ・ハーフェズに立体感を持たせた。