この映画は詩の領域に達している。
一つ一つの場面がストーリーに対して直立している。
その一つ一つの場面の美しいこと!
掟があるから、それを越える努力が人を磨く。
この映画の中で処女たちが鏡を磨くのと同じように。
池澤夏樹
(作家)
戒律と砂煙だけの外界の中で、女と男の愛と友情。
神秘の四角い鐘の光が、人類の内界の全ての希望さえも越えて輝く。静かに…
佐野洋子
(絵本作家)
繊細な言葉。
壮大なラウンドスケープ。
心が引き込まれました。
清川あさみ
(アーティスト)
寓意に満ちた摩訶不思議な物語。
美しい地火風水の自然の中、
恋を忘れるための苦行は続く。
映画そのものへの「純愛」を感じる映画だ。
やなぎみわ
(美術作家)
悲恋を忘れる為に鏡を手に巡礼する男。
砂漠で差し出されるグラスの水、
風の中で打ち鳴らされるタンバリン、ザクロの酒杯…
伝説の詩人ハーフェズの詩が美しい映像となった。
長倉洋海
(写真家)
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引き裂かれた二人の想いが人々の心を照らし出す、
砂漠に広がる愛の光に彩られた魂の物語。
斎藤綾子
(作家)
交わされるのは互いの声のみであるゆえに愛が、
禁じられ隔てられるがゆえに詩が、生まれる。
そして言葉は、奇跡を招くだろう。
小沼純一
(詩人/音楽・文芸批評)
今も目を閉じると、詩を詠むように映像が広がり、 乾いた砂漠の匂いが漂う。
無限なるハーフェズの中へ、ふわっと飛んで行きたい。
雅子
(モデル)
愛は、フォトジェニック。恋は、鏡の中の詩、ペルシャの光。麻生久美子は、美しい。
荒木経惟
(写真家)
見つめること 魅せられること 言葉を交わすことを通じて
人は再生を果たす
たとえその後に 経験したことのない試練が待ち構えていようと
名越康文
(精神科医)
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