◆海外評◆
キルギスの壮大な叙情詩。
すべてのショットに射し込む自然の光が、我々を魅了する。
リベラシオン
“明り屋さん”を演じるアリム・クバト監督の演技はピカイチだ。
表情豊かな顔と肉体、そこから生み出される言葉に、もはや台詞は必要なくなる。
ヴァラエティ
絵画のような背景に浮かび上がる物語は、何よりもシンプルで美しい。
ル・モンド
アリム・クバト監督には脱帽だ。
彼が演じることで、“明り屋さん”のキャラクターは、文明社会の単なるイノセントな存在ではなく、人間味あふれるものとなった。
ハリウッド・レポーター
作品を覆う独特の詩情が、何よりも観る者の心にしみわたる。
テレラマ
優しく、詩的なユーモアをまとった『明りを灯す人』は、その表現方法の慎ましさとは対照的に、豊穣な味わいに満ち溢れている。
優美な色合いを持ったたくさんの光と、隅々までいきわたるきめ細やかな美しいショットに目を奪われる。
ル・クロワ
アリム・クバト監督が創り出す寓話にはめ込まれた数々の挿し絵。
それぞれユーモラスであり、表情豊かで、感動的で、いっそう意味深い。
風そよぐ草原、壮大な空、人々を魅了する慎ましい儀式…。
美しい舞台背景に我々を誘う。