サマドとの出会いにより生み出された傑作
イラン・イラク戦争の最中。少年ハメドが戦火を逃れて、森へやってきた。彼の住んでいたボスタンが軍隊に占拠されてしまったからだ。森番をしている老人が彼の面倒を見ることになった。まだ両親が残っている故郷を想い、沈みがちなハメド。しかし、徐々に森の暮らしにも慣れ、老人と心を通わせてゆく。