現代の中国のごく普通の市民の暮しと、その喜びと悲しみを生き生きと描き出す。
見事な演出力に感服。
                  山田洋次さん(映画監督)
今どうしてもこの映画を撮らなければならない。
そんな監督の切実さが全編を貫く力作。
恋愛映画の名手であるピーター・チャン監督の新境地!
                  是枝裕和さん(映画監督)
謎めいていて、しかも心が張り裂けそうに切ない。
愛、子ども、親子、信頼について深く考えます。
そしてラストは震えました。
近年で最も脳裏に強く残った一本。
                  LiLiCoさん(映画コメンテーター)
冒頭からラストまで目が離せない。離させない。
淡々と、かつ的確に人の心の深淵を捉えた脚本、巧みなカメラで、画面に釘付けにされる。
終わった後には、じりじりと思いが続く。親子というものについて。
                  姫野カオルコさん(作家)
号泣するほかになく、途方にくれるほどでした。
愛する子供が、突然にいなくなる!
想像もつかない絶望感に解決の糸口はなく、そこから突き上げてくるのは、愛って何?という疑問。
切ないテーマです。
                  加藤登紀子さん(歌手)
子を想う、親を想う
そのすべてが断ち切られる悲しみは生きていることで一番苦しい。
そんな社会ではありませんように、と願う気持ちと現実社会。
すやすやと眠る我が子たちの手を握り締めずにはいられませんでした。
                  板谷由夏さん(女優)
自分の子だから愛しいのか。育てた子だから愛しいのか。きっとどちらもだ。
子を思い、親を思い、あたしは泣いた。
                  室井佑月さん(作家)
世界中の子を持つ親の皆さん、この作品をみて下さい。
親子の絆に、背筋を正して泣きました。
親のありがたさを悟りますよ。
                  海老名香葉子さん(エッセイスト)
一人っ子政策、都市と地方の格差など、中国の断面を鋭く切り取っている。
衝撃のラストシーンに脱帽。見るべき作品です。
                  中江有里さん(女優・作家)
『最愛の子』を持つ者なら、誰もが胸を締め付けられるに違いない。
前半と後半の視点切り替えに、心までも抉られることになる。
その相反する「怒り」と「悲しみ」が行き場を失った「最愛の痛み」となって、観る者を打ちのめす。
                  小島秀夫さん(ゲームデザイナー)
親子の愛と絆、我が子への献身についての思いを込めたテーマと、 予測不可能なストーリー展開に大満足!
素晴らしい演技を披露したヴィッキー・チャオはじめ全てのキャストの力強さに感動した!
                  トラヴィス・ファイン(映画監督『チョコレートドーナツ』)
映画のような、という形容はたいてい、現実離れした話に使われるものだけれど。
これは現実のような、というより、現実そのもの。
映画と現実、その境目がわからなくなる。
                  岩井志麻子さん(作家)
1/16(土)公開 シネスイッチ銀座
こんな壮絶な実話があって良いのでしょうか。 そして、これほどまでに感動できるドラマ、涙こぼれる映画は ありません。公開できて本当に幸せです。
                  シネスイッチ銀座番組編成
吉澤周子さん
1月公開の作品ですが、年間ベストテンに食い込むこと間違いなしの魂をえぐる傑作です! 物語が進むにつれ、感情移入する人物が変わっていき…。 何が正解か?誰が悪か?立場によって様々に変化するその答えを探しながら、 気づけばただただキャスト達の素晴らしい演技に圧倒されています。 こんな傑作が1月から観られるなんて!この贅沢はぜひ劇場で。
                  シネ・リーブル梅田スタッフ
古野紀代子さん
1/30(土)公開 京都シネマ
時代に、国に、制度に、大人たちに、翻弄される子どもたちの姿に胸が痛みました。 大人たちも、その差し出した手は、愛情にあふれているのに届かず、 彼らの複雑な葛藤を思えば、どこに向かえばいいのか彼らと一緒に惑うような気持になり、 そしてまた抗いがたい力に向かっていこうとするその姿に感動も覚えました。
                  京都シネマ番組編成
横地由起子さん
生みの親、育ての親、そして翻弄される子どもたち、皆が被害者のようで複雑な思いになりました。誘拐した彼だけが悪いのか、社会が悪いのか…それぞれの思いが切なく、ずしんと心に響きました。
                  ディノスシネマズ札幌劇場スタッフ
荒井さつきさん

どちらの親も子と引き離される悲しみは同じ。そしていちばん可哀想なのは罪のない子どもたち。背景にある中国の政策や社会問題。もし自分だったらと考えずにはいられない。
                  ディノスシネマズ札幌劇場スタッフ
荒井巳智さん

観る人の立場によって感じ方は違うかもしれませんが、誘拐された子とは知らずに育てた誘拐犯の妻が生みの親に負けないくらい、子どもたちに愛情を注ぐ姿に親たちの深い愛を感じ、涙が止まりませんでした。
                  ディノスシネマズ札幌劇場スタッフ
荒木麻未さん
2月下旬公開 広島八丁座
現代中国が抱える問題を扱いながら、 サスペンスフルな展開で母と子の愛情を丁寧に描き、 一級のエンターテイメントに仕上げたピーター・チャン監督の手腕が見事です。 ぜひこの作品を弊館のお客様にお届けしなくてはと上映を決めました!
                  株式会社序破急 銀幕部長
戸川喜史さん
3/12(土)公開 沖縄・桜坂劇場
悲しい物語なのに、優しさと愛ばかりが胸に届く映画でした。 とにかく親はスゴイ。 揺るぎない愛を注ぐ親に見守られ、自由に楽しく生きてきた幸せな自分を思い知らされた気分です。 反抗期の青少年がこの映画を観れば、親の愛とありがたみを痛感するでしょう。私もそうだったように。 沢山の方に観ていただきたいです。
                  桜坂劇場番組編成
下地久美子さん
4/2(土)公開 伊勢進富座
久しぶりに心の奥底に沈み込むような中国映画に出逢えた。 もしあなたが、親子の情愛にいささかでも疑念をお持ちなら、 勇気を出して劇場に足を運んでほしい。
                  進富座支配人
水野昌光さん
41/30(土)公開 名演小劇場
血は水よりも濃いと言いますが、 生みの親の事を忘れさせるほどの愛情を注ぎ込んで育てた誘拐犯の妻。 『至上の愛』とは、どれほど深いものなのか。 見終った後、中国の社会事情など改めて調べてしまいました。 親族より、他人とつながることに必死な日本の若者たちにも是非観て欲しい作品 です。
                  名演小劇場
阿部勇司さん