キルギス

キルギス

キルギスにおける民間伝承

遊牧文化を基礎とするキルギスでは、無形の文化が発展してきた。特に有名なのが、口承されてきた「マナス」という数十万行に及ぶ英雄叙事詩。世界最長の詩とも称され、ユネスコ無形文化遺産にも登録された。勇者マナスとその子孫たちの戦いを描いた叙事詩の中には、伝統文化が色濃く反映され、現在ではキルギスの民族統合のシンボルの役割も担っている。

基本情報

国名―― キルギス共和国(Kyrgyz Republic)
首都―― ビシュケク(Bishkek)
人口―― 600万人(2016年:国連人口基金)
民族―― キルギス系(72.6%),ウズベク系(14.5%),
ロシア系(6.4%),ドウンガン系(1.1%),
タジク系(0.9%),ウイグル系(0.9%),
その他タタール系,ウクライナ系など
(キルギス統計委データ)
言語―― キルギス語が国語(ロシア語は公用語)
宗教―― 主としてイスラム教スンニ派
(*外務省発表 2017年 9月現在)