Bitters End
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『息子のまなざし』
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映画評 < 息子のまなざし
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『息子のまなざし』を傑作と呼ぶことは、この映画のつつしみ深さを侮辱することになるかもしれない。だが、いつまでも心に残る、つつましくも、まったく無駄のない奇跡的な作品であることは明らかだ。

――ニューヨーク・タイムズ(アメリカ)


『息子のまなざし』は強い信頼と改悛を我々に伝えてくれる。俳優の演技も美しい。

――ザ・ガーディアン(イギリス)


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オリヴィエ・グルメの最上の演技だ。対するモルガン・マリンヌも、衝動と恐れを秘めた複雑な感情を持つ少年を印象的に演じている。ダルデンヌ兄弟は社会派というよりヒューマニストだ。倫理的な問題を理性の限界まで追究している。

――ル・モンド(フランス)


ダルデンヌ兄弟は、物事の表面を丹念になぞりながら、深層に入り込む。日常のごく普通で何気ないしぐさを見つめながら、魂に触れる。そこにこの映画の不思議がある。

――ル・フィガロ(フランス)


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持続し続ける密度、素晴らしいほどの厳格さ。無駄な場面はひとつもなく、余計な言葉もひとつとしてない。欠くことのできないものだけがある。

――テレラマ(フランス)


これほどまでに考え抜かれ、熟成されて作り上げられた『息子のまなざし』は、私たちの心を揺さぶり、かつてないカタルシスをもたらす。

――ユマニテ(フランス)

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ダルデンヌ兄弟のリアリズムはすべてを溶かし込む。どの要素も突出することはない。ひとつが誤ればすべてが崩れ去るほどの、見事な均衡だ。

――カイエ・デュ・シネマ(フランス)


奇跡的な演技。怒りを抑え、叫びたい気持ちを押し殺した、頼り甲斐がありながらも一見理解不能な父親が人の心を揺さぶる。人間的な、あまりに人間的な映画。

――レ・ゼコー(フランス)


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一切の無駄を排した、信じがたいまでに倫理的・美的深みを持った作品。

――エル・パイス(スペイン)


『息子のまなざし』を観ていると、息を呑む瞬間が幾度も訪れる。ドラマチックで、どう転ぶか分からない。感情に囚われ、苦悩する主人公の内面に私たちは投げ込まれる。

――ヴァンガルディア(スペイン)


罪と罰、そして喪失。ドストエフスキー的なテーマだ。そして妥協のない、極端なまでに厳格なヴィジュアル・スタイル。ベルギーの兄弟監督は、感情を見世物にしない。ドラマは肉体やもの、日常のしぐさを通して描かれる。

――レピュブリカ(イタリア)

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