Bitters End
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『女は男の未来だ』
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解説 < 女は男の未来だ
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酒とおしゃべりとセックス 〜
フランス映画のような“恋愛スケッチ”

初雪が降った日のソウル。大学の美術講師ムノは、学生時代の先輩でアメリカ帰りの映画監督ホンジュンと久しぶりに再会する。昼間から酒を酌み交わすうち、以前2人と付き合っていた女ソナの話で盛り上がる。勢いで2人は7年ぶりに彼女を訪ねることに。ソナを前に互いを出し抜こうとする懲りない男たち。そんな2人に悪びれることなく応えるソナ。“終わった恋”のはずなのに・・・ 3人の思惑が微妙に絡み合う。果たして、ソナは彼らの"未来"になるのだろうか?
酒とおしゃべりとセックスから見えてくる大人の可笑しくも哀しい生態。欲望に流される優柔不断な男がダメなのか、そんな男を可愛いと受け入れる女がダメなのか・・・。
「恋愛における嘘とホント」をエスプリの効かせたセリフで軽やかに綴る傑作。見渡せばどこにでもありそうなシチュエーションに、観る者は「バカだなー」と思いながらも笑わずにはいられないであろう。


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実力派俳優ユ・ジテの挑戦 x 
ヨーロッパで大人気のホン・サンス監督

主役のムノに『オールド・ボーイ』での冷徹な復讐者役が記憶に新しいユ・ジテ。人気、実力とも兼ね備えた彼にとって、今回の役柄は挑戦といえよう。今までのイメージを覆し、体重も増やして女にだらしない男を大胆に演じ新境地を開いた。先輩のホンジュンには監督の希望でキャスティングされた『JSA』のキム・テウ。その期待に応え、愛すべきいい加減な男を好演している。2人の男を翻弄するヒロイン・ソナに『スカーレットレター』のソン・ヒョナ。女の2面性を見事に体現し作品に深みを与えている。
監督は、ホ・ジノ監督(『八月のクリスマス』『四月の雪』)やキム・ギドク監督(『サマリア』『春夏秋冬、そして春』)ら韓国を代表する映画作家たちが尊敬し、一目置く奇才ホン・サンス。2年連続でカンヌ国際映画祭のコンペに出品されるなどヨーロッパで絶大なる人気を得ている。特にフランスでは“韓国のゴダール”、“エリック・ロメールの従弟”などと形容されるほど、作品は絶賛を受けている。