1984年4月20日、マドリード生まれ。アルゼンチン人の両親と共に幼少期をアルゼンチンで過ごす。 マドリード王立演劇学校で学び、15歳の時に“Más pena que Gloria”（01）で映画デビュー。 とある村に撮影にやってくるもミステリアスな住人に困惑する主人公を演じた“Obaba”（05）で ゴヤ賞新人女優賞にノミネートされた。“Los condenados”（09）でサン・ジョルディ賞主演女優賞、 “El Niño”（14）でガウディ賞助演女優賞を受賞。その他の代表作に『私が、生きる肌』（11）、 『フリア よみがえり少女』（12）など。『マジカル・ガール』で、ゴヤ賞、スペイン映画批評家協会賞、 フェロス賞、フォトグラマ・デ・プラタ賞、ホセ・マリア・フォルケ賞と、主演女優賞を総なめにした。

1937年9月27日マドリード生まれ。メリリャで兵役後、役者を目指して小さな劇団で活動を開始。 1965年、“La familia y... uno más”で映画デビュー。70年代はアルフレッド・ランダや ホセ・ルイス・ロペス・バスケスなどのスペインを代表する俳優たちとともに「Landismo」 と呼ばれるスペインのコメディ映画のジャンル、ムーブメントを支えた。昼は弁護士、 夜は女装パフォーマーのふたつの顔を持つ男を演じた“Un hombre llamado Flor de Otoño”（78）で サン・セバスチャン国際映画祭最優秀男優賞を受賞。その他の代表作に、カトリーヌ・ドヌーヴ主演 『赤いブーツの女』（74）、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した“La colmena”（82）、 “Elpájaro de la felicidad”（93）、「バスルーム 裸の2日間」（11）など。 癌に冒されたヒットマンのロードムービー“El muerto y ser feliz”（12）でゴヤ賞、 サン・セバスチャン国際映画祭、ガウディ賞で最優秀男優賞を受賞。『マジカル・ガール』では、 フェロス賞助演男優賞を受賞。その他、ゴヤ賞助演男優賞、スペイン映画批評家協会賞助演男優賞、 ホセ・マリア・フォルケ賞男優賞にノミネートされた。

演劇を中心に活躍。1995年にルイス・クレスポと共に劇団「Teatro el Zurdo」を創設。 2011年、劇作家ホセ・ラモン・フェルナンデスと共に上演したコメディ3 部作「Hoy es mi Cumpleaños」 「Un Momento Dulce 」「La Felicidad y Una Historia de Fantasmas」で、スペイン劇文学国家賞を受賞。 さまざまな俳優や演出家とコラボレーションをして精力的に作品を発表している。2005年、 アバディア劇場での演劇「Sobre Horacios y Curiacios」は、スペイン演劇界のアカデミー賞ともいうべき プレミオ・マックス賞最優秀作品賞を受賞。映像作品では、「Compañeros」（98）でTVデビューの後、 『世界で一番醜い女』（99）で映画デビュー。演劇界での活動の傍ら、多くのTVドラマや映画に出演。 “Una palabra tuya”（08）でゴヤ賞新人男優賞にノミネート。『マジカル・ガール』ではゴヤ賞、 フェロス賞、スペイン映画批評家協会賞で主演男優賞にノミネートされた。