キャスト

タハール・ラヒム

タハール・ラヒム ジャン・マラシス

1981年6月4日、フランス生まれ。モンペリエ第三大学で映画理論を学んだ後、パリの演劇学校に通う。ベアトリス・ダル主演の『屋敷女』(07/ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督)などに出演後、ジャック・オディアール監督の『預言者』(09)の主役に抜擢され、セザール賞で主演男優賞と有望若手男優賞をダブル受賞、さらにヨーロッパ映画賞を受賞し、国際的に注目を集める。その後、チャニング・テイタムと共演した『第九軍団のワシ』(10/ケヴィン・マクドナルド監督)のほか、アントニオ・バンデラスと共演した“Black Gold”(11/ジャン=ジャック・アノー監督)、『パリ、ただよう花』(11/ロウ・イエ監督)、『ある過去の行方』(13/アスガ-・ファルハディ監督)、『サンバ』(14/オリヴィエ・ナカシュ&エリック・トレダノ監督)、『消えた声が、その名を呼ぶ』(14/ファティ・アキン監督)などに出演。数々の名匠からオファーが絶えないフランスを代表する実力派俳優である。

コンスタンス・ルソー

コンスタンス・ルソー マリー・エグレー

1989年8月13日、フランス・パリ生まれ。2007年、ミア・ハンセン=ラヴ監督の『すべてが許される』に映画初出演。『女っ気なし』(11/ギョーム・ブラック監督)で注目を集める。出演作として“Simon Killer”(12/アントニオ・カンポス監督)、モントリオール国際映画祭2014で新人監督コンペティション部門銀賞に輝いた“L'année prochaine”(14/Vania Leturcq監督)のほか、テレビドラマなど多数。繊細かつ透明感のある独特の存在感で作品を牽引する、今後の活躍が期待される新星である。

オリヴィエ・グルメ

オリヴィエ・グルメ ステファン・エグレー

1963年7月22日、ベルギー・ナミュール生まれ。名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の『イゴールの約束』(96)以降全作品に出演している常連俳優であり、同監督の『息子のまなざし』(02)では初主演にして、カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した。そのほかの出演作は、『リード・マイ・リップス』(01/ジャック・オディアール監督)、『レセ・パセ 自由への通行許可証』(02/ベルトラン・タヴェルニエ監督)、「タイム・オブ・ウルフ」(03/ミヒャエル・ハネケ監督)、「サイン・オブ・デス」(07/レジス・ヴァルニエ監督)、「大臣と影の男」(11/ピエール・ショレール監督)、『ヴィオレット–ある作家の肖像–』(13/マルタン・プロヴォ監督)など。ヨーロッパを代表する名優である。

マチュー・アマルリック

マチュー・アマルリック ヴァンサン

1965年10月25日、フランス・ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。名匠オタール・イオセリアーニ監督に憧れ映画業界入り。同監督作「月の寵児たち」(84)で脇役として劇場デビューを果たす。『そして僕は恋をする』(96/アルノー・デプレシャン監督)にて本国で爆発的な人気を獲得、セザール賞有望若手男優賞を受賞。デプレシャン監督とは『キングス&クイーン』(04)で再びタッグを組み、セザール賞主演男優賞に輝く。『潜水服は蝶の夢を見る』(07/ジュリアン・シュナーベル監督)で2度目のセザール賞主演男優賞を獲得し、演技派俳優としての地位を確立。超大作『007/慰めの報酬』(08/マーク・フォースター監督)ではジェームズ・ボンドの敵役を演じ、世界的にその名を知らしめた。その他の主な作品に、『ミュンヘン』(05/スティーヴン・スピルバーグ監督)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(13/ウェス・アンダーソン監督)など。また、監督業にも進出、『さすらいの女神(ディーバ)たち』(10)では、第63回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞している。

マリック・ジディ

マリック・ジディ トマ

1975年2月14日、フランス・パリ生まれ。95年に舞台デビュー後、カトリーヌ・ドヌーヴ主演『ヴァドーム広場』(98/ニコール・ガルシア監督)で長編デビュー。その後、『焼け石に水』(00/フランソワ・オゾン監督)でセザール賞有望若手男優賞にノミネート、 “Les amitiés maléfiques”(06/エマニュエル・ブルデュー監督)で同賞受賞。その他に『クララ・シューマン 愛の協奏曲』(08/ヘルマ・サンダース=ブラームス監督)、『裏切りの戦場 葬られた誓い』(11/マチュー・カソヴィッツ監督)、「アナタの子供」(12/ジャック・ドワイヨン監督)、『画家モリゾ マネの描いた美女 名画に隠された秘密』(12/カロリーヌ・シャンプティエ監督)などの映画に出演。

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