Loading...
父も、母も、いつだって子どもを愛したい。
理解はできなくても、それでもあなたを愛する、という親の姿勢に心が思わず熱くなった。
窪美澄
小説家
人はルールというものを嫌いつつも縛られる。
何が正解か、自分自身で決めることで子供は大人になっていくのだ。
清川あさみ
アーティスト
この映画は、「自分らしく生きることは素晴らしい」などと言っているのではない。
自分らしく生きることに目覚めたら、それが誰であっても大いなる受難なのだ。
それは明日、自分に起きるかも知れない。だから助け合わなければならない。関心を持たなければならない。
名越康文
精神科医
何が「当たり前」かは人それぞれ。
では、愛する人の幸せを本当に願うのならば、何をどう乗り越えるべきか。そのヒントと感動が詰まっている。
田亀源五郎
マンガ家/ゲイ・エロティック・アーティスト
家族それぞれの愛情と不一致が、青年の危機を通してあぶり出されてくるタイムリーなドラマです。
息子のことが理解できていないけれど芯の深いところで愛している南部の牧師であり、父親役のラッセル・クロウの演技が素晴らしい。
子を思う親とその期待に寄り添えないけれど親を愛おしむ子が、できれば一緒に観てほしいな。
ロバート キャンベル
日本文学研究者
複雑な自然の理を否定する人間の偏見が、同じ人間をここまで苦しめるのか…
この映画を見て思い出した言葉があった。「真理がわれらを自由にする」(注) 注:国立国会図書館法より
村尾信尚
関西学院大学教授
同性愛を「治療する」施設が21世紀のアメリカに存在することが衝撃でした。
キャスト全員の真実味ある演技に拍手!
ピーター・バラカン
ブロードキャスター
自らの意思と愛の力で、主人公が解放され、幸せを見出していく展開に、涙せずにはいられなかった。 ラストに待つ、まさに愛がもたらす希望の光には、心が震えた。 これは、愛がもたらす盲目、暴走と狂気、そして同じ愛のみがもたらすことができる、前向きな変化、人生の希望の物語だと感じた。
谷生俊美
日本テレビ映画事業部プロデューサー
アメリカで今も続くゲイ矯正キャンプの実態暴露であり、親が子のありのままを愛せるようになるまでの物語。 最大の感動は映画が終わった後にやってくる!
町山智浩
映画評論家
驚くべきは性的マイノリティを矯正治療し、アイデンティティを踏みにじる施設が、このように今も存在すること。 これは遠い過去の話ではない。
門間雄介
ライター/編集者
家族、セクシャリティ、そして“男らしさ”の神話について誠実に描いたパワフルな作品。
自分であることを否定され、押しつぶされそうになっている人たちの勇気を呼び起こすはず。
山崎まどか
コラムニスト
親とは愚かなもので、勝手に子供の青写真を描き、その夢想に溺れてしまう。
真の子供の姿がそこにはないと知った時、慌てるのか、悲しむのか、それとも見果てぬ理想の子供像の中に閉じ込めるのか。
「ある少年の告白」は全ての親が見るべき実録の子育て映画である。
金原由佳
映画ジャーナリスト
敬称略・順不同
自分にとっての”正しさ”を他人に押し付ける危うさ。
あらゆる問題を乗り越え、人生の舵を自分でとれるようになった主人公の姿に胸を打たれる。
illustrator/artist
人を愛することは心が豊かになり、とても素敵で健全なことなのに、どうしてそれを治療する必要があるのだろうと、非常に胸が熱く、そして苦しくなりました。
イラストレーター
素敵な映画です!ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、そして今大注目の主人公を演じるルーカス・ヘッジズのパフォーマンスが観れます!
アーティスト
どんな親子でも、譲れないものがきっとある。
どうしたら認め合えるのか、映画を観た今もずっと考えてます。
アーティスト
どうやったって一人では生きられない。全く違う個と手を取り合わなければ生きていけない。
そうでありたい。だからこそ最初の一歩を踏み出して、関心を持ち、知らなければならない。
親子や大切な人と観てほしい作品です。
アーティスト


この年、最も忘れられない映画だ!
Observer
この映画は、自己の発見と悟りの瞬間を描く。
ジョエル・エドガートン監督は、その知性と優しさで悲惨な主題でありながらも、希望に満ちた作品へと昇華させた。
ルーカス・ヘッジズの繊細で卓越した演技も素晴らしい!
Moviefone
豊かな人間性に溢れ、観る者の感情を揺さぶる。
記憶に残る物語だ。
Hollywood Reporter
この映画を観れば、LGBTQの子供たちとその両親が、理解し合い一緒に暮らせるかもしれないと思う。
とても価値のある作品だ。
Variety
傑作だ!
Awards Daily
自分自身を発見する旅を描いた原作者の体験は、
映画化されることで、感動的で、より強い説得力を持った。
この映画は結論を押し付けるのではなく、観客に問いを投げかけている。
Deadline
『ある少年の告白』は傑作であり、そして重要な映画だ。主人公と同じような悩みを抱える若者の、命を救うことができるかもしれない。
ありのままでいい。変わらなければならないのは、周りの世界の方なのだと気づかせてくれる。
The WARP
見事な完成度!
この映画は、人生を変える力を持っている。
Gollider
これは、語られるべき物語だ。
Splash Report
ジョエル・エドガートン監督は、この物語を誠実に描いた。
そして、全てのシーンにおいて完璧で洗練された演技を見せるキャスト。
この年、最も心に残る映画のひとつだ。
Observer
★★★★
観る者の心を撃ち抜く!
Rolling Stone
誰かに促がされるではなく、能動的に「自分について明らかにする」ことを選択した10代の若者。
ルーカス・ヘッジズは驚くべき知性で、この難役を見事に演じきった。
Vulture