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 アンドレス・パソス  André Pazos  (ハコボ)

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1945年、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ生まれ。40以上の舞台で高い評価を受け、その他テレビコマーシャル、映画で俳優・声優として幅広く活躍している。1989年にオドゥワルド・ヴィアナ・フィリオ作「心模様(Rasga Coraçao)」での演技が評価され、国際批評家連盟ウルグアイ支部よりフロレンシオ賞が贈られている。1999年にはオランダのハーグで開催されたフェレールとピアソラによる「ブエノスアイレスのマリア(María de Buenos Aires)」に出演。活躍の場はウルグアイ国内に留まらず、ラテンアメリカ、ヨーロッパの数多くの演劇フェスティバルなどや、テレビ、ラジオと多岐に渡る。
近年の仕事としては、2003年シェイクスピア「ペリクリーズ」(国立劇場制作、エクトール・マヌエル・ビダル演出)への出演がある。


 ミレージャ・パスクアル  Mirella Pascual  (マルタ)

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1954年、ウルグアイのモンテビデオ生まれ。20歳の時、アルゼンチン、ブエノスアイレスの劇場で演劇に目覚め、ダンス、肉体表現、音声医学、文学などを通し自分の知識を深めていく。長年に渡りラ・カンデーラ劇場の劇団員として活躍。劇団員時代の代表作としては、後にブラジルのポルト・アレグレ演劇フェスティバルでも上演されたイヨネスコ作「禿の女歌手」が挙げられる。様々なインディペンデント系劇団で女優として活躍しつつも、映画界に足を踏み入れるが、カメラを前にしてもその演技は変わることなくさらに深みを増していく。日本のテレビ局が制作したドキュメンタリーや、プエルトリコ、ウルグアイのCMにも出演。初の主演映画となる本作で、見事、東京国際映画祭主演女優賞を受賞した。


 ホルヘ・ボラーニ  Jorge Bolani  (エルマン)

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1944年、ウルグアイのモンテビデオ生まれ。アングロ・ウルグアイ文化協会での二ヶ国語上演劇から演劇人生が始まり、モンテビデオ演劇・舞台美術学校で演技を学ぶ。テレビ、舞台、映画での俳優としてのキャリアは長く、国立劇場の舞台、4チャンネル、10チャンネル、TVE(スペイン国営放送)のテレビドラマ出演や舞台公演のツアーで国内のみならず、スペイン、ベネズエラ、コロンビア、チリ、ブラジル、アルゼンチンを興行するなど華やかに活躍している。特に舞台俳優としての経歴は様々な賞によって彩られており、「アメリカの天使(Angeles en América)」、「デカダンス(Decadencia)」、「功績に敬意を表して(En Honor al mérito)」でフロレンシオ・サンチェス賞を受賞。また1997年には彼の演劇界への功績を称えモロソリ賞が、そして同年の最も優れた俳優としてイリス賞が贈られている。映画においては、「炎の心(Corazón de Fuego)」(ディエゴ・アルスアガ監督)や国内の様々な短編映画での演技が光り、『ウィスキー』のエルマン役を射止めるに至る。