コメント

なにげないのに輝く日常の1コマ、溢れ出すユーモア。
山下敦弘監督ならではの愛おしい作品!

────Screen Daily

とにかく敦っちゃんが不細工で可愛い。
ロールキャベツの食べ姿、お父さんへの逆ギレ、中学生男子との関係。
諸々ほぐされました。

────大久保佳代子(オアシズ/タレント)

父の想い、タマ子の想い…。
カタチはそれぞれ違うけど、ココロはいっしょ。
みんななんとか生きている。
で、その先は?
なにかあるはず。きっと。

────コウケンテツ(料理研究家)

うまくいかないことの輝き。
置いてけぼりの時間の魅惑。
一生忘れない過ぎ去る季節。
前田、山下コンビでしか生まれない味わいに胸締め付けられる。

────犬童一心(映画監督)

あっちゃんの、ちょっと変な、ちょっと滑舌悪い声は、とってもかわいい。
実はぐーたらしてるときにいちばんかわいい。

────能町みね子(漫画家)

マンガ平積み。
菜っ葉を噛む音。
残響しない家のリズム。
おしこめられた生活。
ホントにフツーな家族の普通な暮らし。
山下節炸裂!!流石です!

────ピエール瀧(電気グル―ヴ)

タマ子ちゃんのような女の子は、たくさんいる。
でもどの「タマ子ちゃん」も、かけがえのない、たったひとりの「タマ子ちゃん」だ。
がんばれ、タマ子ちゃん!

────西加奈子(作家)

仕事も身分も所属もなく、
肩身も狭くてどんよりして友達にも会えなかった
10年前の自分をまざまざと思い出した。
喜怒哀楽以外の表情と懐かしい背景、
最小限の台詞で立ち上がる世界が鮮やかだった。

────渡辺ペコ(漫画家)

いつも不機嫌で、ニコリとも笑わないタマ子。
本人は笑わないのに、思いっきり笑わせてくれて、
いつの間にか彼女のことが大好きになってます。

────山内マリコ(作家)

誰もが経験する停滞期……
でもどんな時も自分が人生のセンターにいれば大丈夫だと
この映画が教えてくれました。

────辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)

タマ子な友達がいた。タマ子なオレがいた。
青春てタマらなくオモシロイ!タマ子がタマらない!!

────安齋肇(イラストレーター)

何気ないシーンがすごくいい。
お父さんがすごくいい。
前田敦子、山下色のキラキラ、ステキ

────鈴木おさむ(放送作家)

きちんと出汁をとって蕎麦を作るタマ子の父。
そんなひと手間、子供は知る由もないんです。
私の父もそうでした。
ありがたや、ありがたや。

────栗原友(料理家)

他人事とは思えないダラしないヒロイン。
横になりながら観たいです。

────SHINCO(スチャダラパー)

いつか親子の食卓を失くしても、
”うちのごはん”が愛しい気持ちは
ずっとずっと変わらない。

────平野紗季子(フードブロガー)

どうしようもない。
けど、
たぶん。必要だった時間。
繰り返したくないけど、きっとあとからなんども振り返るだろな。
物語の始まる前、からっぽの季節が、こんなに愛おしくなるなんて。

────今日マチ子(漫画家)

お尻についた毛玉、
ジャージからのぞいたふくらはぎ、
父親への横柄な態度、タマ子サイコー!

────しまおまほ(漫画家・エッセイスト)

(敬称略/順不同)