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吃驚するほどの直球です。
変化球を投げ続けてきた私には投げられませんが
これから人生を踏み出す人たちにしっかりと打ち返して欲しい映画です。
――押井守(映画監督)

独りでも、誰かといても、思いを伝えられても共に何かをやり遂げても、自分を象るのは自分。
甘えを許さない脚本だからこそ輝く少年少女の一秒ずつが、
見知った光でなくとも照らされる未来があることを教えてくれる。
――朝井リョウ(小説家)

生きているから悩みがある。
もがく青春。瑞々しい命の叫び。ラスト、涙の感動が待っている。ステキな映画だ。
――鎌田實(医師・作家)

すごいな。圧倒的なエネルギーが打ちのめしてくる。
思春期って息苦しいんだな。頑なな純粋さって、もどかしいんだな。
あんなふうにがむしゃらに生きてるんだ、人って。美しいです。尊いです。
――安達祐実(女優)

涙も鼻水もにらんだ瞳も全部、キラキラしてた。
なんともかっこ悪くて、不器用で、不細工で、はがゆいくらいうまくいかない。
だからこそ、その先にある"あのシーン"の二人の表情にたどりつくのだ。
これこそ、ほんとの青春キラキラ映画だと私は思う。
南沙良と蒔田彩珠を力いっぱい抱きしめたくなった。自分もまた、青春映画を撮りたいな。
――三島有紀子(映画監督)

僕たちが憎んでやまなかった「学校のすべて」が濃縮されている。
嘲笑と自己嫌悪が渦巻く青春時代に、少女たちは叫ぶ。
魔法が使えなくても、呪いをはねのけるために。
――荻上チキ(評論家・ラジオパーソナリティ)

情けない姿をさらけ出そう。まっすぐ受け止めてくれた人を信じよう。
それだけで世界はがらりと変わる。

殻にこもっていた高校生の頃の自分に観せたい。
――こだま(作家/「夫のちんぽが入らない」「ここは、おしまいの地」)

とにかく、若いメイン3人の必死なぶつかり合いに釘付け。
そういや苦しくて恥ずかしくて恐ろしくて、でも必死だったよなと。
間に散りばめられてる、のどかで美しい海の風景とのコントラストがまた…。
――浜野謙太(ミュージシャン・俳優/Instagramより)

誰にも言えない、言っても理解されないコンプレクスを持つ事は誰にだってある。
だからこそ、志乃が抱く、悲しさや苦痛ではない“くやしい”という感情は、誰もが理解し共感できるのではないだろうか。
――栗原類(モデル・俳優)

※敬称略・順不同