『人助け』と『あきらめる』はハリウッドでは切り離す事が出来ない言葉だが、現実は手きびしい 決断の瞬間は音もなく残酷だ。
SHIGEOさん
(スケボーキング/ミュージシャン)
非常に力強い映像でした。
観終わった時に苦いものがこみ上げてきて その最後のシーンに取り残されてしまう・・・。 戦争をどうにかするには、戦争を起こさないしかない、
ということが本当に良く分かる映画です。
池田香代子さん
(「世界がもし100人の村だったら」再話・ドイツ文学者)
戦争といってもここにはいやに生活感がある。
ご近所戦争とも呼ぶべき戦い。町内会の対立に戦車が出てくる、という筒井康隆的な事態。
泣きながら、脅えながら、笑わざるを得ない
のはそのためです。
〜メールマガジン“新世紀へようこそ”より〜
池澤夏樹さん
(作家)
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衝撃のラストシーンを観ながら、タイトルの意味について考えてみて欲しい。
その時、これまで僕たちの前に存在していなかったMANが姿を現し、戦争の愚かさについての真摯な問いを投げかけるだろう。
金城一紀さん
(作家)
ラストシーンが衝撃的です。
この映画を見て、「ジョニーは戦場に行った」のラストシーンを思いだしました。
戦場に行き、傷つき身動き出来ずになった彼らがなにを我々に伝えたかったのか。
それを思うと胸がつぶれます。
伊藤操さん
(ハーパース・バザー日本版編集長)
戦争というシリアスなテーマの中に“笑い”があり“ユーモア”があり、見てる私を一瞬安心させてくれたのだが、ストーンズのTシャツが血で赤く染まったその時
また“戦争”という無意味な現実に戻された。
熊谷隆志さん
(スタイリスト)
ある国は平和で、ある国は悲惨である。
平和が戦いを生み、戦いが戦争となる。
地球のすべての人々の平和は来ない。
人の生と死は終わりなきプロセスとカオスの中にある。
そうした身動きのとれないどうしようもなさを、
この映画のラストシーンは映し出しているようだ。
こだま和文さん
(ミュージシャン・アーティスト)
『ノーマンズランド』にある世界。
すなわち戦争体験者の皮肉には 我々普通の日本人は到達出来はしないが そのギリギリをロックバンドくるりは歌ってくれた。
「ARMY」という曲に戦争を体験してはいない者の限界突破のリアルをみた。
この2つの比較は戦争についての真剣さを
一般の日本人でいながらも手にできる体験のはずだ。
村上隆さん
(現代美術家)
朝日が昇る瞬間とか空と雲とか鳥の声とかが本当にきれいです。
内容が内容だけによりきれいに感じます。
山本ムーグさん
(BUFFALO DAUGHTER/ミュージシャン)
殺るか殺られるか。
それが戦争だ。
善も悪もありはしない。
でも、戦争になったら戦うしかない。
家族や恋人を守るために。
殺らなきゃ殺られる。
ただ、できることなら殺し合いなんかしたくない。
悲しみと憎悪に蝕まれるだけで、何の腹の足しにもならない。
No War, For Peace
石井康之さん
(MEN’S BIGIプレス)
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