Bitters End
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『ノー・マンズ・ランド』
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著名人コメント < ノー・マンズ・ランド
BITTERS END shopping gallary

最近見た映画『ノー・マンズ・ランド』。
内容は重いのに、
見させる笑わせる総合力のある映画。
ヨーロッパ5カ国、どの国の役者さんもやってくれます。
人種が入り混じった一状況、それだけを扱うので演劇を見ているようです。
昔トルストイか何かを読んだ感覚を思い出しました。
オフィシャルWEB SITEより

小沢健二さん
(ミュージシャン)


印象的な映画だ。
この映画の製作者は、人々に戦争とはこんなにも滑稽で無意味なものか、と思わせることに成功している。人間をこんなに、悲劇的で無意味な闘いに駆り立てるものは何だろう、と誰でも思うだろう。特に昨年9月11日にアメリカで起きた後、私たちはみな戦争と平和について、人間の暴力性について、これまで以上に考えざるをえないのだから。
また、この映画の中で闘っている人間たちが、ごく普通の私たちと同じような人間たちであることが、この映画をよりリアリスティックにしている。狂気は誰の中にもあるのだから。ごく普通の人間たちが、闘いの中で狂気におちいっていく。正気と狂気の明確な境はないのだ。

坂本龍一さん
(音楽家)


「NO MAN’S LAND」---もう一度観たい。
「戦争」 --------------もう見たくない。
こんな映画、、、、、、最高じゃん!

伊賀大介さん
(スタイリスト)


監督のダノス・タノビッチは、ボスニア軍兵士として戦線に参加していたと聞いた。
なるほど、この映画は娯楽を超えてドキュメンタリー的な色合いを発している。
戦争映画にありがちな重い投げかけではなく、日常と同じ悲喜こもごもが戦場にある、という視点。
戦争は単に我々の日常の延長にあるのにすぎない。

佐野元春さん
(ミュージシャン)


『ノー・マンズ・ランド』を観ると
戦争ってとても馬鹿らしく思えた
本当の戦争って思っているよりカッコ悪くて
きっとこのまんまなんだろうな。

Junichiさん
(12歳アーティスト)


ニュースが戦争を伝える。
一方では政治家達が滑稽な猿芝居を演じている。
飢えと寒さに震えながらじっと死を待つ子供達がいる。
私は、今日も暖かい部屋でビールを飲む。
誰もが一度しか生きることはできない。

鈴木ひとみさん
(ベイクルーズ クリエイティブディレクター)


監督のインタビューで“戦争は精神状態だ”という。
戦争が起こるというのは、本当に悲惨である。
ジョン・レノンのimagineを想い出した。
皆が、平和を強く想像すれば、そうなれるのに・・・・・・。

富永よしえさん
(フォトグラファー)



ラストシーンの後、ヒトのもつ嫌な部分をすべて見てしまったような何とも言えない気分にさせられた。
そういう意味において非常に普遍的かつとても現実的な映画である。

青野賢一さん
(BEAMSプレス)


本来とても重くてまじめな印象のある建築を
みんなの心に届かせるにはユーモアが大切だ。
同じように、この映画にはユーモアがたくさんある。
だから、文章で読むよりもずっと戦争の無意味さみたいなものが分かったような気がする。

マーク・ダイサムさん
(クラインダイサムアーキテクツ/建築家)


「殺りくに直面したら傍観も加勢も同じだ」
というせりふが心にやきついて離れません
地雷の上にねっころがされて
そこからみえる青空はどんなんだろう?
「もう傍観者はごめんだ」
「もう傍観者はごめんだ」

もりばやしみほさん
(hi-posi/ミュージシャン)


ビジュアル
ビジュアル

『人助け』と『あきらめる』はハリウッドでは切り離す事が出来ない言葉だが、現実は手きびしい 決断の瞬間は音もなく残酷だ。

SHIGEOさん
(スケボーキング/ミュージシャン)


非常に力強い映像でした。
観終わった時に苦いものがこみ上げてきて
その最後のシーンに取り残されてしまう・・・。
戦争をどうにかするには、戦争を起こさないしかない、 ということが本当に良く分かる映画です。

池田香代子さん
(「世界がもし100人の村だったら」再話・ドイツ文学者)


戦争といってもここにはいやに生活感がある。 ご近所戦争とも呼ぶべき戦い。町内会の対立に戦車が出てくる、という筒井康隆的な事態。 泣きながら、脅えながら、笑わざるを得ない のはそのためです。
〜メールマガジン“新世紀へようこそ”より〜

池澤夏樹さん
(作家)

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衝撃のラストシーンを観ながら、タイトルの意味について考えてみて欲しい。
その時、これまで僕たちの前に存在していなかったMANが姿を現し、戦争の愚かさについての真摯な問いを投げかけるだろう。

金城一紀さん
(作家)


ラストシーンが衝撃的です。
この映画を見て、「ジョニーは戦場に行った」のラストシーンを思いだしました。
戦場に行き、傷つき身動き出来ずになった彼らがなにを我々に伝えたかったのか。
それを思うと胸がつぶれます。

伊藤操さん
(ハーパース・バザー日本版編集長)


戦争というシリアスなテーマの中に“笑い”があり“ユーモア”があり、見てる私を一瞬安心させてくれたのだが、ストーンズのTシャツが血で赤く染まったその時
また“戦争”という無意味な現実に戻された。

熊谷隆志さん
(スタイリスト)


ある国は平和で、ある国は悲惨である。
平和が戦いを生み、戦いが戦争となる。
地球のすべての人々の平和は来ない。
人の生と死は終わりなきプロセスとカオスの中にある。
そうした身動きのとれないどうしようもなさを、
この映画のラストシーンは映し出しているようだ。

こだま和文さん
(ミュージシャン・アーティスト)


『ノーマンズランド』にある世界。
すなわち戦争体験者の皮肉には
我々普通の日本人は到達出来はしないが
そのギリギリをロックバンドくるりは歌ってくれた。
「ARMY」という曲に戦争を体験してはいない者の限界突破のリアルをみた。
この2つの比較は戦争についての真剣さを
一般の日本人でいながらも手にできる体験のはずだ。

村上隆さん
(現代美術家)


朝日が昇る瞬間とか空と雲とか鳥の声とかが本当にきれいです。
内容が内容だけによりきれいに感じます。

山本ムーグさん
(BUFFALO DAUGHTER/ミュージシャン)


殺るか殺られるか。
それが戦争だ。
善も悪もありはしない。
でも、戦争になったら戦うしかない。
家族や恋人を守るために。
殺らなきゃ殺られる。
ただ、できることなら殺し合いなんかしたくない。
悲しみと憎悪に蝕まれるだけで、何の腹の足しにもならない。
No War, For Peace

石井康之さん
(MEN’S BIGIプレス)