1977年3月24日、アメリカ カリフォルニア州生まれ。ジュリアード音楽院にて演劇を学び、在学中より舞台作品を中心に活動。TVシリーズ「ER」や「ヴェロニカ・マーズ」(ともに04)にゲスト出演した後、再び演劇の世界に戻り、アル・パチーノと共演した「サロメ」(06)での演技が賞賛される。その後「ジョリーン(原題)」(08・未)でスクリーンデビューを果たし、シアトル映画祭で最優秀主演女優賞を受賞。テレンス・マリックに、『ツリー・オブ・ライフ』(11)のブラッド・ピットの妻役として抜擢される。同作はカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、チャステインも脚光を浴びた。『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』(12)でアカデミー助演女優賞、『ゼロ・ダーク・サーティ』(13)で同主演女優賞にノミネートされる。その他の作品に、『キリング・フィールズ 失踪地帯』(12)、『欲望のヴァージニア』(13)、『インタース テラー』(14)など。「A Most Violent Year(原題)」(14・未)では、ナショナル・ボード・オブ・レビューなど数々の助演女優賞を受賞しゴールデン・グローブ賞候補に。今後も、「令嬢ジュリー」の映画化であるリヴ・ウルマン監督「Miss Julie(原題)」や、ギレルモ・デル・トロ監督「Crimson Peak(原題)」、グザヴィエ・ドラン監督「The Death and Life of John F. Donovan(原題)」など鬼才とのコラボ レーションが待機中。
1953年3月16日、パリ生まれ。ヴェルサイユ芸術学校、パリのフランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)にて演技を学ぶ。71年に『夏の日のフォスティーヌ』で映画デビュー。「ヴィオレット・ノジエール」(78)、『ピアニスト』(01)でカンヌ国際映画祭女優賞を、『主婦マリーがしたこと』(88)、『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』(95)ではヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。セザール賞にも過去13回ノミネートされており、『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』(95)では最優秀女優賞を受賞している。09年のカンヌ国際映画祭では審査委員長を務めるなど、名実ともにフランスを代表する名女優である。カンヌ国際映画祭パルムドール授賞『愛、アムール』(12)にも出演している。近年の出演作に、『3人のアンヌ』(13)、『眠れる美女』(13)、『ヴィオレッタ』(14)など。待機作に『間奏曲はパリで』(15)。
1950年3月20日、アメリカ ワシントンDC生まれ。ジュリアード音楽院にて演劇を学んだ後、舞台で活躍。79年に『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』で映画デビュー。デヴィッド・フィンチャー監督『蜘蛛女のキス』(86)でアカデミー賞主演男優賞、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞。『愛は静けさの中に』(87)『ブロードキャスト・ニュース』(88)ではアカデミー賞主演男優賞に、デビット・クローネンバーグ監督『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(07)ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。テレビシリーズ「ダメージ」(09)ではエミー賞、ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、テレビでも活躍。代表作に『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』(90)、『スモーク』(95)、『A.I.』(01)、『イントゥ・ザ・ワイルド』(08)など。
1965年8月11日、アメリカ サウスカロライナ州生まれ。ロードアイランド大学とニューヨークのジュリアード学院で演技を学ぶ。演劇界でキャリアを積み、「King Hedley II」(01)と「Fences」(10)でトニー賞の女優賞を受賞した。96年、「大いなる相続」(未)でスクリーンデビューを果たし、スティーブン・ソダーバーグ監督の『アウト・オブ・サイト』(98)、『トラフィック』(01)、『ソラリス』(03)に出演。デンゼル・ワシントンの監督デビュー作『きみの帰る場所 アントワン・フィッシャー』(03)でインディペンデント・スピリット・アワードの助演女優賞、『ダウト あるカトリック学校で』(09)でアカデミー助演女優賞にノミネート。そして、エマ・ストーンとともに主演を務めヒットを記録した『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』(11)ではアカデミー主演女優賞にノミネートされた。その他の出演作に『エデンより彼方に』(03)、『食べて、祈って、恋をして』(10)、『ナイト&デイ』(10)、『プリズナーズ』(14)など。14年よりスタートした米ABCテレビドラマ「How to Get Away with Murder」では主演を務めている。
1981年6月8日、アメリカ ケンタッキー州生まれ。ジュリアード在学中に、数々の演劇に出演。07年、衝撃作「Teeth」にてサンダンス映画祭特別審査員賞などを受賞。ジェシー・アイゼンバーグと共演した「Free Samples」(未・12)や、アネット・ベニングやロビン・ウィリアムズと共演した『フェイス・オブ・ラブ』(15)などに出演。映画のほかにも、人気テレビドラマ「グッド・ワイフ」にも登場。「Trouble Dolls」(未・14)では、主演だけでなく、監督・共同脚本もつとめており、その幅広い才能で今後の活躍がますます期待される。