ペルシャ湾に浮かぶ自由な楽園
──キシュ島
人口約18,000人、面積約90平方キロメートル。ペルシャ湾の温かく、透明な海の中心に浮かぶキシュ島は、交易の中心として古くから栄え、イスラム革命前には、パーレビ国王がリゾート地として過ごしていた島である。1993年に商業自由区となり、現在では、ペルシャ湾の重要な商業中継地となっている。
また、観光地としても知られる、この美しい常夏の小さな島には、宮殿跡や伝統的なモスク、珊瑚礁や銀白の砂浜などがあり、ダイビングやクルージングも楽しめる。外国製品が豊富な大型のショッピングセンターや、男女が一緒に泳ぐことができる海水浴場、ポップスの生演奏など、本土では規制されている娯楽が解放され、ビザなしで入国することができるイランで唯一の島である。