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【ピエール】ガブリエル・アルカン Gabriel Arcand

カナダ・ケベック州出身。フランス語圏のカナダ映画、テレビを中心に活躍する性格俳優。兄のドゥニ・アルカンが監督した"Le Crime d'Ovide Plouffe"(84)でカナダのアカデミー賞といわれるジニー賞の主演男優賞、同監督の大ヒットコメディ『アメリカ帝国の滅亡』(86)で同賞の助演男優賞に輝く。最近ではフィリップ・ファラルドー監督の『コンゴラマ』(07)でケベックのアカデミー賞といわれるジュトラ賞の助演男優賞を受賞している。

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【純子】工藤夕貴 Youki Kudohd

東京都出身。『逆噴射家族』(84)、『台風クラブ』(85)などで国内の高い評価を受けた後、ジム・ジャームッシュ監督の『ミステリートレイン』(89)で国際的な脚光を浴びる。以来、活躍の場を世界に広げ、『ヒマラヤ杉に降る雪』(00)、『SAYURI』(05)、『ラッシュ・アワー3』(07)でイーサン・ホーク、チャン・ツィイー、ジャッキー・チェンなどと競演。また日本=イラン合作『風の絨毯』(03)ではアソシエイトプロデューサーも兼任する。近年の出演作に『春よこい』(08)、『リミッツ・オブ・コントロール』(09)、『座頭市 THE LAST』(10)、『大地の詩『逆噴射家族』(84)でヨコハマ映画祭最優秀新人賞、『戦争と青春』(91)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞ほか3賞、『ピクチャー・ブライド』(96)で日本映画批評家大賞洋画部門女優賞など受賞歴多数。

宮平貴子

1979年、沖縄県那覇市生まれ。クロード・ガニオン監督の『リバイバル・ブルース』(03)で撮影助手、『KAMATAKI-窯焚-』(05)で助監督をつとめる。2009年、クロード・ガニオン製作総指揮による日本=カナダ合作『アンを探して』で長編監督デビュー。同作でアジアン・フィルムフェスティバル・オブファースト・フィルムの作品賞と監督賞をダブル受賞。2011年、沖縄に制作会社ククルビジョンを設立。本作が同社の第一回長編作品となる。

サミュエル・ガニオン

ディストリビューターとしてキャリアをスタートし、5年間のアスカフィルム勤務中にウォン・カーウァイ監督『恋する惑星』(94)、『ブエノスアイレス』(97)、今村昌平監督『うなぎ』(97)などを配給する。2001年、モントリオールにインディペンデント制作会社ズノフィルムズを設立。本作が5本目の長編となる。国際的なプロデューサー団体が運営するACE-MUNDUSプログラムのメンバー。

新良幸人

1967年、沖縄県石垣市白保生まれ。11歳から八重山民謡を父の新良幸永に師事。17歳で八重山古典音楽コンクール最高賞を受賞。現在は那覇を拠点に、パーシャクラブ、アコースティック・パーシャのヴォーカル&三弦奏者として、また仲宗根哲(サンデー)と2人での活動も並行して行う。2003年11月にソロアルバム『月虹(げっこう)』を発表。11年10月、ジャズピアニストのサトウユウ子とコラボレートしたアルバム『浄夜』を発表。本作では劇中音楽を手掛けているほか、宮古島出身のシンガーソングライター、下地勇と組んだユニット、サキシマミーティング名義で主題歌「トゥミドゥミ」を提供している。

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