■初日舞台挨拶(10/21)
10月21日(土)。いよいよ初日を迎え、予定より30分早く開場した新宿K's cinemaのロビーは、舞台挨拶を心待ちにしたファンでいっぱい!
秋晴れの中、劇場は満席のお客様で埋め尽くされました!
本日登壇したのは、主演の大森南朋さん、そしてキタキマユさん、水橋研二さん、そして本当に、予定外の飛び入り参加となった松重豊さん、そして大崎監督。
上映後のじんわりとした余韻の残る中、終始笑いの絶えない舞台挨拶を行いました!
大崎監督:
(客席に)ありがとうございます。
初日を迎え、皆さまに観て頂いたことで、この映画が完成したと思います。
大森:
こんにちは!
今日は公開初日ですね。日本シリーズも今日からですね!
(場内笑い)
キタキ:
映画を楽しんで頂けましたか?
私はこの映画を3回観て(自分の中に)入ってきたので、
皆さんにもまた観て頂ければ嬉です。
水橋:
今日はお天気も良くて良かったです!
撮影中も天気が良くて、よくキャッチボールしてました。
―――Q
『キャッチボール屋』のアイディアはどこから
生まれたのでしょうか?
大崎監督:
20代のひまな頃、杉並の公園で一人でキャッチボールしてたんです。
大森:
それは”壁打ち”ですよ。
(場内笑い)
大崎監督:
隣にいる親子を誘ったり、脚本の足立君とやってました。
そういうところから(アイディアが)来たのでしょうかね。
―――Q
映画の構想は5年と聞きましたが?
大崎監督:
そう言うとカッコイイですが、5年かかっちゃった感じです。
内容を皆で練ってました。
―――Q
役をどう受けとめ、どう演じましたか?
大森:
がんばらなきゃならない、という事を意識して、
現場で監督と話したりして、一人でモンモンとはしなかったです。
大崎監督:
でもあんまり打ち合せなかったよね?
大森:
アイコンタクトを取ってたんですよ!
ポジティブに言うと。
(場内笑い)
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――Q
大森さん演じるタカシとは同年代ですが。
大森:
ああいうどうしようもない時期、役者として食えなかった事が
あるので、あの上手く行かない感じはよく分かるんです。
共感しました。
キタキ:
台本を読んで感動したんです!
一人一人の人生の決着のつけ方に胸を打たれました。
演技については、監督から「笑うな」と言われました。
あと、首が揺れないように、とも。でも揺れちゃうんです。
すごく楽しい撮影でした。
水橋:
(キャスト、監督に)皆さん、よくしてくれてありがとう!
大崎監督:
(水橋さんは)テストの時、いつも演技を変えてくれたので
とても助かりました。
大森:
(水橋さんは)リハーサルの時、いつも違うんです。
本番も違うんですが、目の奥が笑ってるんですよ!
ワルだなぁと思いました。
(場内笑い)
―――Q
撮影の空き時間はどうしていましたか?
大崎監督:
キャッチボールしてました。スタッフもキャストも皆でよくやってました。
キタキ:
皆、和やかでいい現場でした。
水橋:
サッカーをしてました。部活をやってるようで楽しかった。
大崎監督:
打ち上げの時、野球をしたんですが、キャストチームが勝ちました。
※ここで、急遽駆けつけた松重豊さんがステージへ登壇!
松重:
みなさん、ありがとうございます。
どんどん宣伝してずっと満席で続けたいんでね。ハイ、がんばりました!
ありがとうございました。
(場内笑い)
大崎監督:
この映画は、噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな
映画です。2度、3度と観て頂ければと思います。
ありがとうございました。
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