1981年10月15日フランスのトゥールーズで、移動劇団の家に生まれる。ベルギーのINSAS(国立視覚芸術高等学院)を経て、フランスに戻りFEMIS(フランス国立映画学校)で優秀賞を獲得して卒業する。

その後、「Caillou(小石)」「Dora(ドラ)」「Ceux qui tiennent les murs(壁につぶされない人たち)」「Sauf le silence(沈黙を除いて)」という短編劇映画4本監督。「Sauf le silence(沈黙を除いて)」はいくつかの映画祭に出品された。

マリ共和国の首都バマコにあるバマコ映画センターで研修を受け、アジアを代表するドキュメンタリー作家であるカンボジアのリティー・パニュのもとではドキュメンタリー制作についても学ぶ。

長編初監督作品である本作は、ヴェネチア国際映画祭でヴェニス・デイズのワールドプレミア後、ルイ・デリュック賞の新人監督賞を受賞するなど世界中から称賛を受け、いま将来が最も有望視される若手監督。


1980年生まれ。2008年ルイ・デリュック賞の新人監督作品賞などを受賞したサミュエル・クラディ監督の「L'apprenti 、 シャルナス・バルタス監督「Indigène d'Eurasie (10)、セドリック・カーン監督の「より良き人生」(11)などの脚本を担当する。


レハ・エルデム監督の「ラン・フォー・マネー (99)やロマン・デュリス、ルイ・ガレル出演、クリストフ・オノレ監督の「パリの中で」(06)、タイの鬼才アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の「トロピカル・マラディ (04)、ミュリエル&デリフィーヌ・クラン監督の『17人の娘たち』(11)など、幅広い監督たちと仕事をしている。