Bitters End
配給作品
『チベットの女/   
    イシの生涯』
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解説<チベットの女/イシの生涯
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オールチベットロケ、チベット人俳優、スタッフによる本物のチベット映画の誕生


 チベットでドキュメンタリーを撮影し、その美しい景色と人々の情の深さ、独特な宗教観に魅せられたシエ・フェイ監督。中国にとって非常にデリケートな場所であるにも関わらず、チベットのありのままの姿を描きたいという思いから、オールチベットロケを敢行し、チベット人俳優、スタッフと共に、全編チベット語の本作を完成させた。ティエン・チュアンチュアン(田壮壮)監督の『盗馬賊』以来15年ぶりの快挙である。歴代のダライ・ラマの住居であったポタラ宮殿、チベット仏教の聖地・大昭寺(ジョカン)、それを取り囲む八角街(バルコル)。「トルコ石の湖」の別名を持つヤムドク湖、チベット第3の町ギャンツェにある博物館として保存されている領主の屋敷や、標高4700メートルにあり「天の湖」と称される3大聖湖の1つであるナムツォ湖。チベットの壮麗な景観が、物語の季節の推移と共に、スクリーンに美しく刻まれている。チベットでも上映された本作は、現地のチベット人たちの共感を呼び、かつてない絶賛を得た。『チベットの女/イシの生涯』は、本物のチベット映画となった。

ビジュアル

中国映画界の巨匠シエ・フェイ監督とチベット人女優テンジン・ドカーの情熱が創り上げた涙の感動作


 第四世代の監督であるシエ・フェイは、北京電影学院で副学長を務め、チャン・イーモウ(張藝謀)等、第五世代の監督たちの教官でもあった。『香魂女−湖に生きる』でベルリン国際映画祭グランプリ、『草原の愛−モンゴリアン・テール』でモントリオール国際映画祭監督賞を受賞し、中国映画界の巨匠という地位を不動のものにした。主に舞台で活躍しているテンジン・ドカーは、チベット人である自分の人生のように思えるイシ役を演じきれたと語る。彼女の自然体の美しさ、その表情、豊かな演技力は、人々の共感と涙を誘い、見事、金鶏賞主演女優特別賞を受賞した。