主演:岸井ゆきの 出演:浜辺美波 監督・脚本:中川龍太郎 原作:彩瀬まる「やがて海へと届く」(講談社文庫)
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2022年 春公開
主演:岸井ゆきの×出演:浜辺美波 が強い絆で結ばれた「親友同士」にいま最も勢いがある、世代を代表するふたりの夢の競演!
主演:岸井ゆきの×出演:浜辺美波 が強い絆で結ばれた「親友同士」にいま最も勢いがある、世代を代表するふたりの夢の競演!
主演:岸井ゆきの×出演:浜辺美波 が強い絆で結ばれた「親友同士」にいま最も勢いがある、世代を代表するふたりの夢の競演!
主演を務めるのは、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その卓越した演技力の高さで映画・テレビ・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきの。突然いなくなった親友を想い続ける主人公・真奈の繊細な心の機微を、魂のこもった演技で挑み圧倒させる。親友のすみれを演じるのは、『映画 賭ケグルイ』をはじめ、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の活躍で、『シン・仮面ライダー』のヒロインにも抜擢された浜辺美波。自由奔放で少しミステリアスな、不思議な魅力を持つすみれを存在感たっぷりに演じている。いま最も勢いがある、世代を代表する俳優ふたりの夢の競演。映画初共演とは思えない、深い絆を感じさせる親密な表情が全編に散りばめられている。さらに、TV・CMで大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳 優陣が集結。真奈やすみれを囲む人びとの姿がみてとれる。
最注目作家・彩瀬まる氏の同名小説を、監督・中川龍太郎が実写映画化! 台詞、映像、アニメーション、音楽― 普遍的でありながら、唯一無二の世界観を作り出す
最注目作家・彩瀬まる氏の同名小説を、監督・中川龍太郎が実写映画化! 台詞、映像、アニメーション、音楽― 普遍的でありながら、唯一無二の世界観を作り出す
最注目作家・彩瀬まる氏の同名小説を、監督・中川龍太郎が実写映画化! 台詞、映像、アニメーション、音楽― 普遍的でありながら、唯一無二の世界観を作り出す。
原作は、いま最も注目される作家の一人・彩瀬まるによる同名小説「やがて海へと届く」(講談社文庫)。壮大なスケー ルと幻想的な描写から「実写化困難」とも囁かれていた作品に挑戦したのは、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎。詩人としても活躍する監督が綴る心に残る詩的な台詞をはじめ、圧倒的な映像美、アニメーションとのコラボレーション、琴線に触れる旋律の数々、それらが観る者の心を掴んで離さない。喪失から再生へと向かう普遍的な物語でありながら、中川監督ならではの新しいアプローチによって、唯一無二の世界観を作り出すことに成功した。
あなたのことを、私はどれだけ知っているのだろう。 ある日突然、親友がいなくなった。あれから5年― 忘れたくない思い出と、知らなかった彼女の秘密。
あなたのことを、私はどれだけ知っているのだろう。 ある日突然、親友がいなくなった。あれから5年― 忘れたくない思い出と、知らなかった彼女の秘密。
引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年―真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた…。真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう。本当の親友を探す旅の先で、真奈が見つけたものとはーー切なくも光が差すラスト、誰しもの心に寄り添う感動作が誕生した。
湖谷真奈(こたに まな)役 岸井ゆきの Yukino Kishii
卯木すみれ(うつぎ すみれ)役 浜辺美波 Minami Hamabe
遠野敦(とおの あつし)役 杉野遥亮 Yosuke Sugino
国木田聡一(くにきだ そういち)役 中崎敏 Haya Nakazaki
卯木志都香(うつぎ しづか)役 鶴田真由 Mayu Tsuruta
伊藤祥栄(いとうさちえ)役 中嶋朋子 Tomoko Nakajima
伊藤羽純(いとう はずみ)役 新谷ゆづみ Yuzumi Shintani
楢原文徳(ならはら ふみのり)役 光石研 Ken Mitsuishi
湖谷真奈(こたに まな)役 岸井ゆきの Yukino Kishii
1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。2009年にドラマ「小公女セイラ」(TBS)で女優デビュー。以降映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演。2017年映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』(森ガキ侑大監督)で映画初主演を務め、第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。2019年『愛がなんだ』(今泉力哉監督)では、第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞ならびに第43回日本アカデミー賞新人賞を獲得。そのほか近年の主な出演作には、映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(21/木村ひさし監督)、ドラマ「#家族募集します」(21/TBS)、「恋せぬふたり」(21/NHK)などがある。
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自分を満たしていた存在が力づくで奪われたとき、自分は何を感じてどう喪失と向き合うのだろうと考えました。愛しい記憶をつなぎ合わせてもここには何も無いこと、忘れないと決めても「今」が抗いようもなく押し寄せてしまうこと。胸が詰まるような思いの先で、息が出来る場所をさがす物語です。やがて海へと届く。映画館でお待ちしています。よろしくお願いします。
卯木すみれ(うつぎ すみれ)役 浜辺美波 Minami Hamabe
2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションニュージェネレーション賞を受賞し、 同年『浜辺美波~アリと恋文~』(三木孝浩監督)で映画主演を飾る。2017年には映画『君の膵臓をたべたい』(月川翔監督)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞を受賞。21年には、20歳を迎えた記念に『浜辺美波 写真集 20』(講談社)を発売。近年の主な主演作は、『映画 賭ケグルイ 絶対絶命ロシアンルーレット』(21/英勉監督)、ドラマ「ドクターホワイト」(21/CX)など。
Comment
どんなに親しく時間を共に過ごしていても人と人である限り、みえているのは側面でしか ないことばかりです。そんな側面をつなぎあわせて友人をさがす物語でもあって。エンド ロールが流れた瞬間にもう1度はじめから観返したくなりました。どんな物語なのか言葉にするのが難しいお話ではあるのですが、『やがて海へと届く』喪失を悲しみとしてだけ残 さない作品です。ぜひ劇場でお待ちしております。
遠野敦(とおの あつし)役 杉野遥亮 Yosuke Sugino
1995年9月18日生まれ、千葉県出身。2015年に第12回FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得。2017年公開の映画『キセキ -あの日のソビト-』で俳優デビュー。ドラマ「直ちゃんは小学三年生」(21/TX)、「東京怪奇酒」(21/TX)で立て続けに主演を 務め、「恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~」(21/NTV)では相手役を、「僕の姉ちゃん」(Amazon Prime先行配信中)では順平役を務めるなど注目を集めている。そのほか近年の主な出演作は、映画『羊とオオカミの恋と殺人』(19/朝倉加葉子監督)、『水上のフライト』(20/兼重淳監督)、『東京リベンジャーズ』(21/英勉監督)、ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS)など。
国木田聡一(くにきだ そういち)役 中崎敏 Haya Nakazaki
1991年生まれ、北海道出身。幼少期はハワイ、帰国後は北海道札幌市で過ごす。慶応義塾大学へ進学し、米・ニューヨークフィルムアカデミーへ短期留学。2015年『3泊4日、5時 の鐘』(三澤拓哉監督)で長編デビュー。主な出演作は、映画『帝一の國』(17/永井聡監督)、NETFLIX映画「アウトサイダー」(18/マーチン・サントフリート監督)、『ワンダーウォー ル 劇場版』(20/前田悠希監督)、『花束みたいな恋をした』(21/土井裕泰監督)、『あのこは貴族』(21/岨手由貴子監督)、『ある殺人、落葉のころに』(21/三澤拓哉監督)、『逆光』(21/須藤蓮監督)など。
卯木志都香(うつぎ しづか)役 鶴田真由 Mayu Tsuruta
神奈川県出身。1988年女優デビュー。以後ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活躍を続ける。1996年には『きけ、わだつみの声』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年の主な出演作は、映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17/山崎貴監督)、『海を駆ける』(18/深田晃司監督)、『日日是好日』(18/大森立嗣監督)、『ノイズ』(1/28より全国公開/廣木隆一 監督)、ドラマ「世にも奇妙な君物語」(21/WOWOW)、「山女日記3」(21/NHKBSプレミアム)などがある。
伊藤祥栄(いとうさちえ)役 中嶋朋子 Tomoko Nakajima
1971年生まれ、東京都出身。国民的テレビドラマシリーズ「北の国から」(CX)をはじめ、数々の作品に出演。近年の主な出演作は、山田洋次監督の手掛けた『家族はつらいよ』シリーズのほか、映画『美しい星』(17/吉田大八監督)、ドラマ「中学聖日記」(18/TBS)、舞台『お気に召すまま』(19/熊林弘高演出)、舞台『リチャードII世』(20/鵜山仁演出)などがある。21年9月には、20年ぶりとなるエッセイ集『めざめの森を めぐる言葉 Sleeping Giant』(講談社)を発売。
伊藤羽純(いとう はずみ)役 新谷ゆづみ Yuzumi Shintani
2003年7月20日生まれ、和歌山県出身。2014年より少女漫画雑誌「ちゃお」が開催する「ちゃおガール2014☆オーディション」にて準グランプリを獲得。2016年、学校生活と課外活動をテーマにしたアイドルグループ「さくら学院」へ転入(加入)し、2019年3月の卒業までアイドルとして活動。2019年に『さよならくちびる』(塩田明彦監督)でスクリーンデビューし、同じく塩田監督の手掛ける『麻希のいる世界』(1/29よりユーロスペース他にて順次公開)にて映画初主演を務める。
楢原文徳(ならはら ふみのり)役 光石研 Ken Mitsuishi
1961年9月26日生まれ、福岡県出身。高校在学中に『博多っ子純情』(78/曽根中生監督)の主演に抜擢されデビュー。以降、数多くの映画・ドラマに出演する。中川龍太郎監督作品への出演は『愛の小さな歴史』(15)、『わたしは光をにぎっている』(19)、Huluオリジナルドラマ「息をひそめて」(21)に続く4度目。そのほか近年の主な出演作は『由宇子の天秤』(21/春本雄二郎監督)、『浜の朝日の嘘つきどもと』(21/タナダユキ監督)、『マイ・ダディ』(21/金井純一監督)など。
Comment
誰かに憧れ、恋慕う感情は、この世から居なくなった誰かに想いを馳せる感情と似ていると感じます。僕は、この物語が岸井ゆきのさん演じる真奈と、浜辺美波さん演じるすみれの時間や空間を超えた「ラブストーリー」だと思っています。ぜひ、映画館の暗闇でこの喪失と憧れの物語を体験してみてください。これまでにないタイプの愛の物語として、観客の皆様にとってきっと新しい映画体験になるはずです。
監督・脚本 中川龍太郎
監督・脚本 中川龍太郎
1990年1月29日、神奈川県生まれ。詩人として活動をはじめ、高校在学中の07年に「詩集 雪に至る都」を出版。やなせたかし主催「詩とファンタジー」年間優秀賞を最年少で受賞する。慶應義塾大学文学部に進学後、独学で映画制作を開始。監督を務めた『愛の小さな歴史』(15)で東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にノミネート。翌年には『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(16)も同部門にてノミネートされ、2年連続の出品を最年少にして果たす。フランスの映画誌カイエ・デュ・シネマから「包み隠さず感情に飛び込む映画」と、その鋭い感性を絶賛される。『四月の永い夢』(18)は世界4大映画祭のひとつ、モスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞・ロシア映画批評家連盟特別表彰を邦画史上初のダブル受賞。さらに松本穂香を主演に迎えた『わたしは光をにぎっている』(19)がモスクワ国際映画祭に特別招待。『静かな雨』(20)が、釜山国際映画祭正式招待作品として上映され、東京フィルメックスにて観客賞を受賞した。
Calling(2012)
第11回 ボストン国際映画祭 最優秀撮影賞 受賞
雨粒の小さな歴史(2012)
第52回 ニューヨーク市国際映画祭
国際長編コンペティション部門 出品
Plastic Love Story(2014)
愛の小さな歴史(2015)
第27回 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 出品
走れ、絶望に追いつかれない速さで(2016)
第28回 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 出品
四月の永い夢(2018)
第39回 モスクワ国際映画祭 国際映画批評家連盟賞&ロシア映画批評家連盟特別表彰 W受賞
第19回 台北映画祭 出品
第10回 バンガロール国際映画祭 出品
わたしは光をにぎっている(2019)
第41回 モスクワ国際映画祭 特別招待 出品
第21回 台北映画祭 アジアプリズム部門 出品
静かな雨(2020)
第24回 釜山国際映画祭 正式招待作品
第20回 東京フィルメックス 観客賞 受賞
蒲田前奏曲(2020)
*第1番「蒲田哀歌」監督
息をひそめて(2021)
*Huluオリジナルドラマ
やがて海へと届く(2022)
原作 彩瀬まる Maru Ayase
1986年生まれ。2010年『花に眩む』で第9回「女による女のためのR‐18文学賞」読者 賞を受賞しデビュー。自身が一人旅の途中で被災した東日本大震災時の混乱を描いたノンフィクション『暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出』(新潮社)を2012年に刊行。『やがて海へと届く』で第38回野間文芸新人賞候補、『くちなし』(文藝春秋)で第158回直木賞候補、『森があふれる』(河出書房新社)で第36回織田作之助賞候補となる。近著に 『新しい星』(文藝春秋)がある。
Comment
原作を丁寧に型どりして空白の領域を埋め、飛躍が必要な箇所では血が通った真摯な創造を行い、まったく新しい物語を産み出してくれた中川龍太郎監督とチームの皆様に、心よりお礼を申し上げます。 ただ当たり前に、うまくいかない日常を生きている彼女ら、彼らの、結実しなかった願い、誠実であろうとしたもがき、そのひとつひとつが、愛おしかったです。
久保雄太郎 Yutaro Kubo
1990年生まれ、大分県出身。東京工芸大学、東京藝術大学大学院でアニメーションを学び、2014年よりフリーランス。インクなどの画材を用いて手描きの短編アニメーションを制作。国際映画祭を舞台に作品を発表し、「Kicking Rock」(13)がプチョン国際アニメーション映画祭(韓国)オンライン部門グランプリ受賞、「00:08」(14)がAnima Mundi(ブラジル)ベストギャラリー賞受賞、そしてアヌシー、ザグレブ、オタワなどにノミネート。ほかにも、家入レオ“5th Anniversary Live at 日本武道館”OP(17)やポカリスエットランカーニバル2019 TVCM/メインビジュアル(19/香港)なども手がける。日本アニメーション協会会員。
米谷聡美 Satomi Maiya
1990年生まれ、宮城県出身。東京工芸大学、東京藝術大学大学院でアニメーションを学び、2015年よりフリーランス。パステルなどの画材を使用した暖かみのあるアニメーションやイラストを制作。「白いうなばら」(15)がエスピンホ国際アニメーション映画祭Animated Mermaid -PROMOTION AWARD受賞、「The closet」が16th Digicon6 JAPAN Next Generation、ASIA Next Generation2部門受賞など国内外で評価を得るなど、主要アニメーション映画祭での上映多数。他にも「こねこのチー ポンポンらー大旅行(エンディングアニメーション)」(18/アニメーションアーティストとして参加)や、「ポプテピピック TVスペシャル #14 POP TEAM PASTEL」(19/コーナー監督として参加)などがある。
脚本:梅原英司 Eiji Umehara
1982年生まれ、北海道出身。シナリオライター。WIT STUDIOの前身、Production I.Gに所属後、フリーに。『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(18)、「Vivy -Fluorite Eye's Song-」(20-21)、「Re:ゼロから始める異世界生活」(17)など主にアニメーションの分野を中 心に執筆。中川監督作品においては『わたしは光をにぎっている』(19)のノベライズを担当したことを契機に、『静かな雨』(20)では監督とともに共同脚本として参加。本作でも同様に共同脚本を務める。
プロデューサー:小川真司 Shinji Ogawa
1963年生まれ、三重県出身。1987年にアスミック入社。家庭用ゲームソフトのプロデュースを担当した後、映画プロデュースに携わる。アスミック・エース エンターテインメント株式会社執行役員を歴任後同社を退社、2012年7月に株式会社ブリッジヘッドを設立。主な代表作は『ピンポン』(02/曽利文彦監督)、『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心監督)、『天然コケッコー』(07/山下敦弘監督)、『ノルウェイの森』(10/トラン・アン・ユン監督)、『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)、『トイレのピエタ』(15/松永大司監督)、『ナラタージュ』(17/行定勲監督)、『浅田家!』(20/中野量太監督)など。
プロデューサー:伊藤整 Hitoshi Ito
1985年生まれ、愛知県出身。在学中にエンタテインメントファンドに携わり、その後、『ゴースト もういちど抱きしめたい』(10/大谷太郎監督)などの実写映画に参加。2012年、細田守監督『おおかみこどもの雨と雪』に参加したことを機にスタジオ地図に入社。『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』(18)でアソシエイトプロデューサーを務める。2019年よりProduction I.Gに移り、「GREAT PRETENDER」(20)、「スター・ウォーズ:ビジョンズ「九人目のジェダイ」」(21)といったアニメーション作品を手掛ける傍ら、本作や「ぴぷる〜AIと結婚生活はじめました〜」(20/WOWOW)など実写映画やドラマのプロデュースも行う。
撮影:大内泰 Tai Ouchi
1981年生まれ、埼玉県出身。2004年よりDITを経験の後フリーの撮影部となる。福本淳キャメラマン、中山光一キャメラマンに師事。 2016年よりキャメラマンとして活動を開始し、数々の映画やドラマ、ミュージックビデオ、コマーシャルの撮影を手掛ける。主な作品に、ドラマ「スリル!赤の章・黒の章」(17/NHK)、映画『恋愛奇譚集』(17/倉本雷太監督)、『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(19/細川徹監督)、『ブルーヘブンを君に』(21/秦建日子監督)、『未曾有』(21/工藤将亮監督)などがある。
照明:神野宏賢 Kouken Jinno
1983年生まれ、愛知県出身。松本憲人氏、三善章誉氏などに師事し、行定勲監督、水田伸生監督、羽住英一郎監督作品他、多くの映画、ドラマでチーフを務める。「Dr.倫太郎」(15/NTV)で照明技師デビュー。主な照明技師作品は、『恋愛奇譚集』(17/倉本雷大監督)、「獣になれない私たち」(18/NTV)、『雪の華』(19/橋本光二郎監督)、「コタキ兄弟と四苦八苦」(20/TX)など。
編集・本編集:田巻源太 Genta Tamaki
1982年、新潟県生まれ。高校時代より映画製作に関わり始め、ラジオ・テレビディレクターを経て映画編集・仕上げに携わる。主な編集作品に、『共喰い』(13/青山真治監督)、『南瓜とマヨネーズ』(17/冨永昌敬監督)、『生きてるだけで、愛。』(18/関根光才監督)、『空に住む』(20/青山真治監督)などがある。中川監督作品は、『静かな雨』(20)、Huluオリジナルドラマ「息をひそめて」(21)に続き3度目の参加。
照明:神野宏賢 Kouken Jinno
1985年生まれ、東京都出身。07年にソロアルバムを豪レーベルから発表後、英映画『RUDY』(21/ショーナ・オーバック監督) 、アニメ映画『サマーゴースト』(21)、映画『朝が来る』(20/河瀨直美監督)、米ドラマ「Love Is__」(18)、TBSドラマ「中学聖日記」(18)の音楽を担当。ほかにも、『THE CENTER LANE』(21/是枝裕和監督)、米映画『ジョナス・ブラザーズ 復活への旅』(19/ジョン・ロイド・テイラー監督)、仏映画『Losing It』(19/オードレ イ・ディヴァン監督)への楽曲提供や、任天堂ゲーム「ジャックジャンヌ」(21)の音楽監督など、幅広く活躍している。
編集・本編集:田巻源太 Genta Tamaki
1984年生まれ、群馬県出身。国立音楽大学作曲専攻卒業。映画・CM作品を中心に活動する。主な映画作品に『世界でいちばん長い写真』(18/草野翔吾監督)、『浜の朝日の嘘つきどもと』(21/タナダユキ監督)、『君は永遠にそいつらより若い』(21/吉野竜平監督)など。その他、ドラマ「レンタルなんもしない人」(20/TX)やアニメ「HERO MASK」(18-19)、CM作品など多数。中川監督とは『四月の永い夢』(18)、『わたしは光をにぎっている』(19)に続き本作で3作目となる。
映画は、物理的制約を超えて、観客の心に届く記録である。だからこそ、繋がらないふたりの女性の心をビデオカメラの記録が接続する本作が、映画という形式で描かれたのは必然だ。
中井圭さん
映画解説者
失ったもの、失っていくもの
中川龍太郎監督の残した作品(眼差し)は
いつも 救われるであろう"具体的な"人達がいる
齊藤工さん
俳優/映画監督
時間なんか進めてたまるかと足掻きながら、大きな何かに諦めたりもしている。大事な人を思い出しながら、少し怖くなって、少しほっとした。
長濱ねるさん
女優・タレント
大切な人を亡くした時、ひとはそのことをどう受け止めればいいのか?
失われた時を求めて、ひとは今日も生きて行く。
スタジオジブリ 鈴木敏夫さん
私たちは人生の中で“誰かの死”に直面するが、往々にしてその瞬間に立ち会うことは叶わない。
そんな「いつのまにかいなくなった」感じを、中川龍太郎監督は的確に映像化させている。
松崎健夫さん
映画評論家
失った友人との時間をもう一度辿ることで見えてくる、人生に戸惑い、向き合い、立ち上がろうとする静かな力。声高ではない、美しくしなやかな「あの日」をめぐる青春物語だ。
今日マチ子さん
漫画家
岸井ゆきの✕浜辺美波、この二人の化学反応がここまで美しく儚い物語と溶け合うなんて想像も出来なかった。実写はもちろんアニメーションをも駆使した中川龍太郎監督が映像で語る世界は、誰しもの心に届くはずだ。
しんのすけさん
映画感想TikTokクリエイター
美しくてチクチクとした映像体験だった。心のひだに何かが刺さる。真奈・岸井ゆきのさん、すみれ・浜辺美波さんのことは、いつかふとしたときに思い出すと思う。
岡田惠和さん
脚本家
あの人を思い出しながらもう涙は流さないと決めたのに。また自分に裏切られた。
でも、これでよかった。
自分の気持ちを守るのは、自分を大切にすることと同じだと。
まっすぐな線みたいな気持ちを抱え生きるのは、美しいことだと伝えてくれた。
水平線に手を伸ばすように、何度でも触れ続けたい物語。
東紗友美さん
映画ソムリエ
中川監督作品を観るたびにまだ何者でもなかった自分を思い出す。
懐古的なその感情はきっと世界共通でやがて世界中の人々の心を繋げてくれるように思う。
EXILE HIROさん
美しい映像に心を委ね、気づけば深い喪失に寄り添っていた。
時間をかけて、世界と、誰かと、哀しみと、向き合おうとする人達を、物語は包んでくれる。
もっちゃんさん
YouTuber
miiiさん
artist/illustrator
宮下和さん
イラストレーター
順不同