林檎
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BOO PRODUCTIONS AND LAVA FILMS BOO PRODUCTIONS AND LAVA FILMS
第77回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門オープニング賞 第56回シカゴ国際映画祭脚本賞 2021ダブリン国際映画祭作品賞 第93回アカデミー賞国際長編映画賞ギリシャ代表
エグゼクティブ・プロデューサー:ケイト・ブランシェット 新たなる才能クリストス・ニク監督 鮮烈のデビュー

林檎とポラロイド

記憶喪を引き起こす奇病が蔓延する世界。男は治療のために、様々なミッションをこなし、新たな思い出を作っていく。
監督:クリストス・ニク 脚本:クリストス・ニク、スタヴロス・ラプティス 撮影:バルトシュ・シェフィニャルスキ 編集:ヨルゴス・ザフィリス 出演:アリス・セルヴェタリス、ソフィア・ゲオルゴヴァシリ 2020年/ギリシャ=ポーランド=スロベニア/カラー/スタンダード/5.1ch/90分/原題:Mila 配給:ビターズ・エンド
哀しい記憶だけ失うことはできませんか?
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3月11日金曜日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー 3月11日金曜日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

この映画は唯一無二。哀しみの核を持ちながら、同時に心をくすぐられる映画に出会うことは稀です。私は、映画界の新たなる才能に触れ、喜びを感じました。 ――ケイト・ブランシェット

Introduction

ケイト・ブランシェット絶賛!早くもハリウッド進出が決定!クリストス・ニク監督、鮮烈なるデビュー! ケイト・ブランシェット絶賛!早くもハリウッド進出が決定!クリストス・ニク監督、鮮烈なるデビュー!

監督を務めるのは、リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)や、ヨルゴス・ランティモス(『女王陛下のお気に入り』)の助監督を務めていたクリストス・ニク。奇抜なアイデアと人間への優しい眼差し──彼らの持ち味を独自に昇華させ、オリジナル脚本で創り上げたデビュー作『林檎とポラロイド』。おかしみと切なさを見事に融合させた本作は、ワールドプレミアとなった第77回ヴェネチア国際映画祭で上映されるや、「見事なまでに胸を打つ〈ガーディアン紙〉」「魂のこもった今日性のある映画〈ヴァラエティ誌〉」と、その独創的で普遍的な物語に、絶賛の嵐が巻き起こった。さらに同映画祭のコンペティション部門の審査員長をしていたケイト・ブランシェットは、その評判を耳にし、本作を観賞。監督の才能に惚れ込み、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加することを熱望し、新たにクレジットされた。次回作はケイト・ブランシェットプロデュース、キャリー・マリガン主演で製作が決定!2作目にして早くもハリウッド・デビューを果たすクリストス・ニク。世界が注目する監督のひとりとなる。

ポラロイドカメラを構えている画像

突飛でキテレツな世界に漂う、温かさあふれるオフビートなアナログ感

奇病が蔓延する世界にも関わらず、穏やかな街並みのなか、日常が営まれている。
記憶を失った主人公にも、悲壮感はなく、どこか楽し気で、乾いた笑いをさそう。
治療に使われるポラロイドカメラ、オープンリールデッキ、アルバム、ラジオ、テープレコーダーなど、ノスタルジックなアイテムが作品を彩る。

ポラロイドカメラの画像

Story

「お名前は?」「覚えていません」──。バスの中で目覚めた男は、記憶を失っていた。覚えているのはリンゴが好きなことだけ。治療のための回復プログラム“新しい自分”に男は参加することに。毎日リンゴを食べ、送られてくるカセットテープに吹き込まれた様々なミッションをこなしていく。自転車に乗る、ホラー映画を見る、バーで女を誘う…
──そして新たな経験をポラロイドに記録する。

ある日、男は、同じプログラムに参加する女と出会う。言葉を交わし、デートを重ね、仲良くなっていく。毎日のミッションをこなし「新しい日常」にも慣れてきた頃、買い物中に住まいを尋ねられた男は、以前住んでいた番地をふと口にする…。記憶はどこにいったのか? 新しい思い出を作るためのミッションが、男の過去を徐々に紐解いていく。

突然記憶を失った男。おかしなミッションを通して、新しい世界に溶け込んでいく様は、まるで不思議の国のアリスのよう。寡黙で物憂げな表情、どこか滑稽で真面目なふるまい、明かされていく過去──。観る者の心をつかむ緻密でオリジナリティあふれる物語は、近未来的な設定ながら、人肌のような温もりに満ちている。哀愁とユーモアを絶妙なバランスでブレンドした新たなる傑作が誕生した!

新しい自分プログラム。自転車に乗る。仮装パーティーで友達をつくる。ホラー映画を見る。10mの飛び込み台からダイブする。車を運転し、わざとぶつける。バーで酒を飲み女を誘う

Staff

  • クリストス・ニク監督
    クリストス・ニク監督
    クリストス・ニク / Christos Nikou 監督・脚本 / Director, Screenplay
    クリストス・ニク / Christos Nikou 監督・脚本 / Director, Screenplay
    1984年、ギリシャ・アテネ生まれ。2012年、監督・脚本を担当した短編“KM”がロッテルダム、ストックホルム、パーム・スプリングス、シドニー、タリン・ブラック・ナイト、インターフィルム・ベルリンなど世界40以上の国際映画祭に出品され、クロアチアのモトヴン国際映画祭で最優秀短編賞を受賞。これまでに数多くの長編映画に参加し、助監督としてリチャード・リンクレイター監督、ヨルゴス・ランティモス監督らの作品に携わる。
    20年、本作『林檎とポラロイド』で長編映画デビューを果たす。デビュー作でありながらヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門のオープニング作品に選ばれる。同映画祭コンペティション部門の審査員長を務めていたケイト・ブランシェットが、評判を聞きつけて作品を観賞。作品に心酔したケイトは、映画完成後にも関わらず、エグゼクティブ・プロデューサーへの就任を熱望、そしてクレジットされた。
    長編第2作目は、ケイト・ブランシェットプロデュース、キャリー・マリガン主演でハリウッドデビューの企画が進行中。

    『林檎とポラロイド』は寓話的なコメディドラマです。その核には、私たちの記憶がどのように機能するかを探求する試みがあります。また本作は、アイデンティティと喪失、記憶と痛みについての考察として、何が(そして誰が)あなたをあなたという人間にしているのか、このうちのどれだけが本物のあなたで、どれだけが他の人に押し付けられたり、作られたりしているのかを探求しています。

    私はまた、感情が記憶にどのように影響を与えるのか、そして昨今の記憶が、情報を記録し蓄積することを非常に簡単にしているテクノロジーによってどのように影響を受けているのかを探ってみたいと思いました。

    物語の中で、治療の一環として、登場人物たちが実行するように言われていることは、ごくありふれたことです。例えば、自転車に乗ること。一度乗り方を覚えてしまうと、なかなか忘れられないものです。それは記憶された経験の象徴であり、外部の力や他の人によって再創造された記憶なのです。これは誰にでも起こることだと思うのですが、私たちは自分の人生を生きずに、他人の行動を真似してしまうことがよくあります。テクノロジーやソーシャルメディアのおかげで、それはとても簡単になりました。物事を頭の中に入れておく必要がなくなり、自分の記憶をコンピューターに保存したり、ソーシャルメディアのフィードで公開したりするようになりました。技術の進歩は、私たちの脳を“怠け者”にして、私たちはより少ない出来事、より少ない感情しか思い出せなくなってしまっています。

    『林檎とポラロイド』では、テクノロジーがあまり存在せず、すべてがアナログな社会という、近過去に近い世界を作りたいと思いました。記憶喪失がウィルスのように蔓延している孤独な人々の社会。このウィルス、起源不明のパンデミックは、アルベール・カミュの「ペスト」からジョゼ・サラマーゴの「白の闇」まで、よく知られた文学の引用です。

    私は、今まで多くの現場で学びました。リチャード・リンクレイター監督の『ビフォア・ミッドナイト』(13)はギリシャで撮影されました。助監督として、彼と一緒に仕事ができてとても幸運でした。彼の俳優との関わり方がとても好きです。彼と俳優たちはいわば共同制作者のようでした。映画制作において、このような関係性は非常に価値があると思います。また、ヨルゴス・ランティモス監督の『籠の中の乙女』(09)でも助監督を務めました。彼は、あるシーンの撮影で、事前に準備していたにも関わらず現場ですべてを変更し、より効果のある別のショットをその場で考え出しました。彼は24時間映画のことを考える人です。その方法は常にクリエイティブで、素晴らしい監督だと思います。

    私は、少しシュールな感じのする世界を作り上げている映画に惹かれます。スパイク・ジョーンズ監督の『her/世界でひとつの彼女』(13)やレオス・カラックス監督の『ホーリー・モーターズ』(12)。そしてもちろん、チャーリー・カウフマン監督の作品はどれもそうです。彼には世界を別の角度から見る才能があります。この距離感が生む効果は、よりクリエイティブなものを作れるようにしてくれますが、同時に現実の世界の感覚を維持しなければなりません。結局のところ、映画はおとぎ話のようなもので、最も重要なのは説得力のあるストーリーです。

    クリストス・ニク
  • ケイト・ブランシェット
    ケイト・ブランシェット
    ケイト・ブランシェット / Cate Blanchett エグゼクティブ・プロデューサー
    / Executive producer
    ケイト・ブランシェット / Cate Blanchett エグゼクティブ・プロデューサー / Executive producer
    1969年、オーストラリア・ビクトリア州生まれ。多彩な役柄を演じる引く手あまたの名女優。2004年の『アビエイター』でアカデミー賞助演女優賞、13年には『ブルージャスミン』で主演女優賞を受賞と2度オスカー像を手にしている。さらに、18年にはカンヌ国際映画祭、20年にはヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門の審査員長も務めている。主な出演作に『エリザベス』(98)、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(01~14)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08)、『ドント・ルック・アップ』(21)などがある。
    女優業のほかプロデューサーとしても精力的に活動し、製作会社ダーティ・フィルムズを立ち上げ、自身が主演しアカデミー賞主演女優賞候補となった『キャロル』(15)、作品完成後にも関わらず作品に惚れ込み、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加を決めた本作『林檎とポラロイド』、故郷オーストラリアで19年から翌年まで続いた森林火災を追ったドキュメンタリー“Burning”(21)などの製作に携わる。
    22年2月には彼女の長年の功績に対して、フランスで最も権威ある映画賞・セザール賞の名誉賞を受賞することが決まった。映画業界での活躍に加え、国連難民高等弁務官事務所UNHCR親善大使を務める他、18年にスイスで開催された世界経済フォーラムでクリスタル賞を受賞したことなど、社会貢献での活動も評価されている。

    「良い監督は、映画の”間”に対する感覚がしっかりしている」と言っていたアルフォンソ・キュアロンの言葉を『林檎とポラロイド』を観て思い出しました。この映画にもしっかりとした”間”があり、記憶喪失の体験の中に自分もちゃんと入り込んで、 物語が自然と展開していくように感じられました。非常に完成度が高く、心をつかまれました。これが初の長編映画だと信じられませんでした。監督に会いたいと思い、クリストスと会いました。すぐに意気投合しました。私の願いは、この『林檎とポラロイド』を人々に届ける手助けをすることです。

    主人公の男の演技には、圧倒されました。彼は元ダンサーだと聞きました。だから自身の体を自在に操れるのです。ちょっとした仕草で多くを伝えられる。ジャック・タチと同じ種類の軽快さがあると思います。風刺的な喜劇で存在感を発揮する。でも彼の演技には重みもあって、現実離れした世界に説得力を持たせる。不条理なシーンはとても痛ましく感じさせます。優美さと厳粛さを持ちながら軽やかでいられる。ブラックユーモアではなく、哀愁に動かされたユーモアだと気づきました。

    この作品は、演技スタイルだけでなく、演出や映画全体の空気感も抑制がきいた作品です。視覚的に非常に印象的で、明確でユニークです。クリストスは並外れた映画監督です。一切の型を捨てて映画を作る。『林檎とポラロイド』を大きなスクリーンで見てほしいです。

    ケイト・ブランシェット

Comment

  • 例えば猫がかわいい、自転車に乗った時の
    疾走感、忘れていったら?
    記憶力の低下、固有名詞が出てこない、
    この映画が誰にでも起こり得る記憶について寓話的に
    描いて観る人の心に静かに問いかける。
    記憶を失ってからの人間らしさ、幸せ、
    孤独との向き合い方。
    随分こういう感触の映画に触れてこなかった。
    久しぶりに味わいました。
    いい映画。

    岡村靖幸(音楽家)
  • 与えられた物語は、誰からの贈り物?
    体の奥底の葛藤と向き合うために、
    滑稽さを携えて物語を超え生き抜こう!!
    観るたびにこの映画は姿を変えるので、
    みんなであれこれ話したいな。

    佐野史郎(俳優)
  • 初めてかじった林檎のような、鮮烈な才能のほとばしり!
    揺れる記憶を手がかりに「もう一人の自分」に出会う人生のロードムービー。
    現代アートのように魂を惹きつけ、心の故郷まで連れていってくれる。

    茂木健一郎(脳科学者)
  • 消えていく記憶には消えていく理由がある。
    忘れてはならない記憶は絶対に消えない。
    見つめていくのだ、消えていくその日まで。 この映画は消せない記憶となりうる
    静なる大エンターテイメントだ。

    筧利夫(俳優)
  • 一体、自分は何を観ているんだろう?”と思い始めた矢先、ぼんやりと流れていた時間がクッキリと輪郭を持ち始めた。
    主人公のとある“決意”を知ったうえで、もう一度ファーストシーンから観たくなる。

    山下敦弘(映画監督)
  • フレームサイズ、花束、新しい自分、丈の合わないジーパン、踵歩き、美味しいスープ、そして林檎、、、
    脚本、演出、映像シーン全てにその意味と拘りを感じます。
    セリフに頼らない作品作りがサイコーです!
    観終わって直ぐ主人公に感情移入したくなって、もう一度観ちゃいました。

    が~まるちょば〈HIRO-PON〉 (マイム・アーティスト)
  • ヌーヴェルバーグの映画を見て、映画におけるインテリジェンスを知った学生時代の原風景がフラッシュバックしました。
    久しぶりに「鑑賞力」を試される映画。何度も何度も見返したい。

    シトウレイ(ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト)
  • ブルーグレーを基調とした画面の中に一人の男がいる。
    それだけの、そして巧妙な物語。
    観る者に添ってシリアスにもコメディにもなるだろう。
    忘れたい現実に直面した時、日常茶飯事が最強のミッションになってくれる。

    佐野未央子(漫画家『日日べんとう』)
  • 生きていると、忘れたい記憶・消したい過去がゴマンとある。この映画は、計算されたシンプルで無駄のない構図の美しさに惚れ惚れすると同時に、必要最低限のものしか置かれない寂しさや冷たさが常にある。
    ふと思う。
    もしかしたら、無駄で邪魔に思えるようなことの積み重ねが、人生の彩りを生むのかもしれない。

    枝優花(映画監督/写真家)
  • なんて悲しい話だ、と車の中で言うシーンがある。悲劇的な思い出と生きることは不幸だろうか、という問いかけのように受けとめた。彼らに短歌を捧げたい。
    《ポラロイド一枚一枚撮るたびに
    あなたをおぼえていく林檎たち》

    枡野浩一(歌人)
  • 窓を開ける、林檎を剥く。
    繰り返されるシーンのなか、いつも感じる怖さと面白さが何度も頭の中をよぎる。
    繰り返すことは、人の記憶を変化させていく。
    写真に写る私は、私なのだろうか。
    写真に写る私は、あなたにとって私なのだろうか。

    前田エマ(モデル)
  • 日常のさりげないことが不確かな「私」に輪郭を与えていることを知った。
    この映画を観ると「発見」の意味が変わる。りんごの皮を剥く感触や甘酸っぱさほど確かなものはないと思うようになった。

    鈴木康広(現代アーティスト《りんごのけん玉》)
  • 記憶とはなんと曖昧なものなのだろう。
    写真などなかったなら、過去の記憶というものは本当に自分が体験したことだと自らに証明することはできるのか。
    いや、きっと不可能なことだ。
    だからこそひたすらに今を生きるのだ。

    蓮井元彦(写真家)
  • ポラロイドを撮るという行為によって、過去を失った主人公の現在ですらも過去であることを突きつけられる。
    ユーモアに溢れた物語と、静かで美しい映像の調和が素敵でした。

    嶌村吉祥丸(アーティスト/フォトグラファー)
  • なんとも考えさせられる。記憶喪失を発症させる奇病が蔓延する孤独社会。ところがパンデミックSFの記憶は辿らない。
    これは人生のリセットなのか?喪失は再生なのか?記録は記憶なのか?記憶は人生なのか?本作はそう問いかけ、SNS時代を滑稽に嚙りながら、芯を深く遺す。
    決して忘れることの出来ない映画の記憶が産まれた。

    小島秀夫(ゲームクリエイター)
  • 光の捉え方が繊細で印象的な色の記憶が残った。「人はすぐ忘れる」という言葉が強く印象に残っている。
    写真を撮ろうが撮るまいが人はいつか忘れてしまうと思う。その時写真が残るか残らないかだけの違いだと思った。身体的なことは全て体が記憶している。

    東海林広太(写真家)
  • 静謐なトーンで淡々と描かれる喪失と再生の物語。
    記憶を失った男がシュールな記憶再生プログラムを通して得たものとは……。
    胸の奥に隠していた哀しみ(のようなもの)をそっと癒やしてくれる美しい映画です。

    川上健太(CDジャーナル編集長)
  • 見事なまでに胸を打つ。★★★★

    THE GUARDIAN
  • 魂のこもった、今日性のある映画。

    VARIETY
  • クリストス・ニクは、
    新たに刺激的な表現者としての地位を確立した。

    THE HOLLYWOOD REPORTER
  • ★★★★

    TIME OUT
  • チャーリー・カウフマン、ミシェル・ゴンドリー、スパイク・ジョーンズなどの世界感を彷彿とさせる感性と美学!デビュー作である『林檎とポラロイド』は、成長している現代ギリシャ映画の中で、脳を刺激し、心を溶かす映画を作る、優秀な監督の登場を世に知らしめた。

    CINEUROPA
  • この『林檎とポラロイド』で、クリストス・ニクは非常に効果的なビジュアルアーティスト/ストーリーテラーとしての地位を確立した。この映画は美しい。印象的でリニアな美術が、メランコリックで信頼できない美しさの不気味な心象風景を描き出している。

    AWARDSDAILY
  • 忘れることのできないほど
    美しくスタイリッシュなデビュー!!

    DISCUSSINGFILM
  • アイデンティティ、記憶、哀しみについての魅惑的な探究。

    FILM INQUIRY
  • 社会への再適合、記憶と哀しみについての
    感動的かつ繊細で滑稽なデビュー作。力強い!

    DEADLINE

Trailer