ストーリー

1週間前から記憶喪失になってしまった戸辺コウヘイの元に突然届いた案内状。そこには『拘束期間はわずか1日。報酬は200万。ただこちらの指示に従って頂くだけの簡単なモニター調査です。失われた記憶を取り戻したい、そう考えておられるはず。ならばぜひともご参加下さい。あなたの人生を劇的に変化させるプロジェクト。その名も―シャッフル』と書かれていた。 それが、すべての始まりだった…。
指定されたモニター会場はミツルギ町のワイン工場跡。戸辺が着くと、同じように呼び出された3人の男がすでにいた。そこへ本日のモニターの担当者という神宮寺が現れる。「この度皆さんは厳選な審査を経て、モニターとして選出されました。これから様々な課題を一つずつこなして頂きます。ルールは一つだけ。課題への参加を拒否、もしくは途中でそれを放棄した場合は報酬200万円は支払えません。」
戸惑う4人だが、1日一緒に行動を共にすることから、それぞれ自己紹介をする。堺シンゴは29歳、建設業。物部ユウサクは35歳、飲食店を経営。轟ゲンゴロウは26歳、オカルト系フリーライター。そして戸辺コウヘイは30歳、フリーター。4人は神宮寺の指示に従い、次々と課題をこなしていくのだった。が、その度に戸辺は妙な頭痛に襲われていた…。

実は、この5人、先ごろ発生した銀行強盗“森の窃盗団”の一味だった。神宮寺=アガサは襲撃計画の立案、轟=エラリーは防犯カメラ、金庫等のシステム解除、堺=エドは銃を使ったフロアの制圧、物部=大藪は逃走経路の確保、そして戸辺=レイモンドは金庫室からの金の運搬、とそれぞれ役割分担をし、綿密な計画を立て、謎の人物Mr.ヤマシタからの「ミツルギバンクを襲撃してもらいたい」という依頼で約2億円もの大金を奪っていた。完璧な計画のはずだったが、事前に警察に情報が漏れていたらしく、5人とも危うく命を落とすような事態になっていた。その直後、アクシデントによって戸辺は記憶を失ってしまう。同時に戸辺が隠した金の在処もわからなくなってしまったのだ。

全ては、戸辺の記憶を呼び起こし、金を取り戻すために4人が仕組んだものだったのだ。このプロジェクトこそ“シャッフル”! シナリオ通り順調に進んでいるかのように思われていたが、神宮寺が突然、何者かに襲われた。5人しかいないはずのワイン工場跡に、なぜか謎の人物Mr.ヤマシタが忍び込んでいたのだ。シナリオにはなかった展開に慌てる4人、激しい頭痛とともに蘇る記憶の断片に苦しむ戸辺。そしてMr.ヤマシタからの「ゲームをしよう」という要求。制限時間内に戸辺の記憶を取り戻すことができなければ、建物内の数か所に設置している起爆装置を作動させるというのだ。
はたして戸辺は記憶が戻るのか、金はどうなるのか、そして、5人を“シャッフル”する謎の人物のMr.ヤマシタの正体とは―。