(Synopsis)
17歳の少女カンイは、大学の夏休みで台北から基隆に帰省している。カンイには、アギィという弟がいる。アギィには知的障害があるが、仲の良い姉弟だ。盲目の両親は古い住宅ビルで小さな按摩院を経営し、二人の子供を育てるのに一生懸命だ。
カンイは、18歳のアピンと出会い、恋をする。軍学校を退学になったアピンは父親の戦友で、裏社会の“兄貴”であるソンを頼り、町にやってきた。そして裏社会に入った彼だが、外省人(父親が大陸出身)であることや、台湾語をしゃべれないことで、地元の警察に目をつけられる。 |