ナイツ・塙宣之さん(漫才師)

ありえない設定ではなくありえる設定であって、
でもシリアスのようでシリアスじゃない。
笑いって結局、無敵なんだなぁ。

倉本美津留さん(放送作家)

体当たりの映画だ。
この映画でしか観ることのできない体当たりがいくつも鏤められてある。
だから観ないとね。

せきしろさん(作家)

笑え。笑えば乗り越えることができる。
笑ってドッキリにしてしまえ。

犬山紙子さん(エッセイスト)

死んでなお、人を笑かした海野は最強にかっこいい。
かっこよすぎて、雛子に嫉妬した。

さらば青春の光・東口宜隆さん(お笑い芸人)

売れるか売れないかではなく、今挑戦しているか否か、
が大事だということを思い返させてくれた映画でした。

高橋久美子さん(作家・作詞家・exチャットモンチー)

笑うってこんなに幸せなことだったんだなぁ。
涙と笑みの両方がいっぺんに湧き上がってきて。
その和音に胸がぎゅーっとなった。

ムロツヨシさん(喜劇役者)

森岡くん、前野くん、黒木華に浩文新井、
好みだらけの役者だらけに、この中身。
みれてよかったです。飛んでました。とんだ映画でした。

高月彩良さん(女優)

笑いは、人の心を回復させ救ってくれる。
笑えない日々が描かれていても、映像にも客席にも笑いが飛び交っていて
不思議な感覚でした。

落合有紀さん(映画ライター)

身近な人の死を題材にしてるのに、清々しいほどにバカバカしい。
残された男たちの決意も苦悩もしょうもなくてみっともない。
死を悼む方法は涙だけじゃないよね。

泊貴洋さん(映画ライター)

体を張って笑いを取ろうとする男たちの物語。
愛と再起とプライドのために、というところが芸人ではない人たちも
共感できる物語だと思いました。
監督の、あらためて映画で楽しませたいという決意表明のようにも
感じられて、心動かされました。

前田かおりさん(映画ライター)

事故で相方を亡くした漫才師の喪失感と再生。
どんだけ辛気臭いかと思いきや、
小気味よく裏切ってくれるお笑いバカたちの奮闘。
前野朋哉のはじけっぷりには、笑神が降臨してます。

シネモーション編集部

「笑いあり涙あり」。そんなキャッチは聞き飽きました。
笑って、泣いてと言わんばかりのシーンの連続にも飽きました。
そんな人はぜひ本作を観てください。何よりも笑いがあり、
その先には自然な涙と再生の物語があります。

ナイツ・土屋伸之さん(漫才師)

絶体絶命な状況vs笑い
笑いは最強にして、やっぱりすごく脆いな…胸がいっぱいになりました。

渡辺大知さん(黒猫チェルシー)

僕にとってエミアビは、おもろい先輩2大巨塔が組んだ
夢のゴールデンコンビなのです。
だから絶対笑えるとは思ってたけど、まさか泣かされもするとは!
二人の笑いマジだぜ。

佐久間宣行さん(テレビ東京プロデューサー)

笑いと哀しみは同じ場所にあって、終わりと始まりも同じ場所にある。
それを教えてくれるエミアビのネタ、もっと見たくなりました。

さらば青春の光・森田哲矢さん(お笑い芸人)

まず劇中で披露されるネタが芸人にはない
独特な発想で素晴らしかったです。
尚且つ役者の方々にあんなに完璧に漫才されたら
たまったもんじゃないです。
けしてハッピーエンドではない終わり方も僕はめっちゃ好きでした。
あともし続編作るなら僕も出してください。

安齋肇さん(イラストレーター)

青春って笑いと人生ってブルースが、ゆるりゆるりと炸裂し合う。
キンチョーするぜ!日本の夏!もらしそうだ笑。

石井裕也さん(映画監督)

過去を想いながら、またはじめるしかないんですね。
それがダメでも、またはじめる。何度でも。
作家がどうしても作らなければならなかった映画を観ると、
本当に勇気づけられます。

横浜聡子さん(映画監督)

残された者たちの苦しみが、笑いへとカタチを変えて伝わってきた。
人生、毎日笑い続けることなんかできないけど
毎日泣き続けることもできない。
生きている。亡き者たちとともに。

大森立嗣さん(映画監督)

26歳で監督デビューした早熟の問題児 ?!
『渡辺謙作、第2章のはじまりとはじまり』だね。
いいね! 映画、笑ったよ。

萩原麻理さん(映画ライター)

とてつもなく悲しいとき、怖いときにこそとてつもない笑いがやってくる。
そのことがファンタジックに描かれるのが、逆にとてもリアル。
その意味でも主人公の実道は本当にまだこれからの人、
「はじまり」の人なんだなと思いました。

佐藤ちほさん(「フライング・ポストマン・プレス」編集部)

プロポーズシーンの多幸感たるや!
結構本気で海野みたいな人と結婚したいと思いました。
いいときも悪いときも、海野とならバカ笑いしながら過ごせそうだから。

岡田麻美さん(『BARFOUT!』編集部)

渡辺謙作監督の描き出したお笑い芸人は、やさしくて切なくて痛い。
爆笑できない現実を突きつけられ、
もがく実道を演じる森岡龍の姿は痛々しい。
それでも結局、笑いが彼らを救ってくれる、
必死に前を向く2人に、心揺さぶられました。

(順不同)